【ネクストヒロイン大解剖】見た目は“ほんわか系”、でも中身は芯の強い博多女・三ヶ島かな

【ネクストヒロイン大解剖】見た目は“ほんわか系”、でも中身は芯の強い博多女・三ヶ島かな

キャディを務める父・直(すなお)さんとの二人三脚で初優勝を目指す(撮影:GettyImages)

 毎年様々なシンデレラストーリーが生まれる国内女子ツアー。今年も葭葉ルミ、ささきしょうこが初勝利を挙げるなど、続々と新たなスターが生まれている。世代交代の激しい女子ツアーで、次に出てきそうな選手は誰なのか。そんな“ネクストヒロイン”を先取りしちゃおう!

 第2回は愛らしい笑顔と癒し系の美人ゴルファーとして人気を高めている三ヶ島かな(みかしま・かな)。1996年7月13日生まれの福岡県出身。昨年のQT(クオリファイングトーナメント)を5位の成績でクリアし、今季の出場権を得たルーキー。今年は福岡をベースに転戦する生活を送っており、キャディを務める父・直(すなお)さんとの二人三脚で奮闘中。直さんはサラリーマンで現在は休職中という扱いで、勤めている会社がバックアップしてくれるおかげで娘のサポートができている。そんな父を含めた様々なサポートに対して三ヶ島自身も感謝の気持ちを絶対に忘れることはない。


 ゴルフをはじめたきっかけもその父の影響によるもの。家の庭先で父が練習しているのに興味を持ったのは小学4年生のときだった。「最初は楽しいというよりも悔しいというのが先でした。もちろん良い当たりをした時の気持ち良さはあったのですが、うまくできないことへの悔しさの方が大きかったことを覚えています」。自他共に認める負けず嫌い。「やれないことはやれるまでやる」という本人が言う通り、話を聞いたこの日も練習グリーンで薄暗くなるまで淡々と練習を重ねていた。

 三ヶ島親子の仲の良さはツアーでも有名。これまでの20年間で、今年ほど父親と同じ時間を共有することはなかったとのことだが、喧嘩はしないのだろうか…。「ほとんど喧嘩はしないですね。コースを離れたらゴルフの話はほとんどしません。アドバイスを求めることはありますが、父から色々とダメ出しされるようなことはないです。だから喧嘩にならないのかもしれませんね。本当に放任主義で、やりたいことをやらせてくれて感謝しています」。娘を持つ父親にとっては、羨ましいほど仲の良い二人だが、女の子がよくある父を嫌う時期もないわけではなかった。「何年か前はありましたよ。本当にその時は嫌でした(笑)。でも、その頃のことを考えると今は本当に自分でも仲が良いなと思いますね」。

 そんな三ヶ島に結婚観について聞いてみた。

「昔は25歳くらいには結婚したいと思っていたのですが(笑)。でも、今はゴルフをしたい気持ちが大きいですね。結婚すると、良いことはもちろんあると思いますが、色々と制約される部分も出てくるじゃないですか。だから結婚相手に関しても、結局はゴルフをさせてくれる人がいいですね。あと、私はこういう仕事なので、安定した仕事をしている人がいいかな。ただ、お父さんに認めてもらうには、プロレスでお父さんを負かすくらいの人じゃないとダメだと思います。あとお酒が強くなきゃダメ。大変ですね(笑)」。

 今年も残り試合が少なくなってきたが、とにかく目標はシード権だと言い切る。「優勝は目標ですけれど、今はとにかくシード権を獲りたいですね。今はギリギリのところなので頑張りたいと思います」。

 将来的にはどのような夢を持っているのかと聞くと「常に安定した成績を残せる選手になりたいと思います。若い選手達に、まだいたのかって思われるほど、息の長い選手になりたいと思います」。ゴルフ人生はまだまだ始まったばかり。まずは、来季のシード権獲得がターゲットだが、そのひたむきな姿勢が、早々にツアー初優勝を呼び込むかもしれない。


<ゴルフ情報ALBA.Net>

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