笠りつ子は名物バンカーで散る 明暗分けたわずかなミス

笠りつ子は名物バンカーで散る 明暗分けたわずかなミス

笠りつ子は今季3勝目ならず(撮影:上山敬太)

<富士通レディース 最終日◇16日◇東急セブンハンドレッドクラブ 西コース(6,635ヤード・パー72)>

最後まで優勝を争った笠りつ子は東急セブンハンドレッドの名物バンカーに散った。首位タイからスタートした笠りつ子は3バーディ・1ボギー・1トリプルボギーの“73”でスコアを1つ落とし、トータル8アンダー2位で3日間を終えた。


最終ホールを迎えた時点で、首位を走る松森彩夏とは1打差のトータル11アンダー。「18番のティショットを打った時点では、バーディを獲るイメージはできていた」。セカンドは左ラフから167ヤード。フォローの風も計算してギリギリのクラブの7番アイアンを握ったが、「センターを狙ったけど左に行った」と沈んだライからのボールはグリーンにわずかに届かず、コース名物であるほぼ垂直に切り立ったバンカーアゴの真下に止まった。

ピンを狙えず、グリーン左サイドのラフを狙う苦渋の決断。しかし、その一打もバンカーを出ず、4打目で脱出。5打目のアプローチもショートして、グリーンをとらえるのに6打を要してトリプルボギーとした。松森は「右サイドはマスト」と徹底してアゴの高いエリアを避けたマネジメントを貫いてパーを拾ったのに対し、「ミスショットで終わってしまった。バンカーは絶対ダメだと思っていたけど…」と狙いよりもわずかに左に出た差で明暗が分かれた。

最終ホールのトリプルボギーで4打差での敗戦。それでも、目の前で初優勝を達成した松森には「今日はパットが入るんだろうなというプレーをしていた。長いパットでも入る雰囲気が出ていた」と安定したプレーぶりに賞賛の言葉を送っていた。


<ゴルフ情報ALBA.Net>

関連記事(外部サイト)