米下部ツアー勝利から凱旋 ドンファンが狙うPGAツアーシード復帰

米下部ツアー勝利から凱旋 ドンファンが狙うPGAツアーシード復帰

今季下部ツアーで大きなタイトルを手にしたドンファンが首位発進にピース (撮影:米山聡明)

<〜全英への道〜ミズノオープン 初日◇25日◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(7,404ヤード・パー72)>

海の向こうで大きな仕事を成し遂げてきた男が会心のラウンドだ。「〜全英への道〜ミズノオープン」は第1ラウンドを行い、6バーディ・ノーボギーの“66”で回ったドンファン(韓国)が、岩田寛らと共に首位タイに並ぶ好スタートをみせた。


この日は「ドライバーは曲がったけどグリーンにたくさん乗せられた。ラフにいっても深いところに入っていなかったのでラッキーもあっていいプレーができた」と振り返る。最終9番は3メートルのパーパットを残したものの、「また、ノーボギーは無理なのかなと思ったら入ってくれた」と粘り強くパーを拾って好スタートの初日を締めくくった。

日本ツアーでは2勝を挙げて、2013年から米国PGAツアーに参戦。シードを保持できなかったものの、今季下部ツアーで大きなタイトルを手にした。ウェブドットコムツアー「ユナイテッドリーシング&ファイナンス選手権(4月20日〜23日)」で初優勝を達成。リードして迎えた最終ラウンドを1打差で逃げ切り、「今までで一番うれしかった。トーシン(2011年)以来の優勝だし、最後まで緊張していたけど本当にうれしかったです」と表情を崩した。

現在はウェブドットコムツアーで賞金ランキング11位。最終戦「ウィンコフーズ・ポートランドオープン(8月24日〜)」までランキング25位以内をキープすることができれば、4試合の入れ替え戦の結果にかかわらず来季はPGAツアー復帰することができる。それだけに、今大会上位4名に与えられる「全英オープン」の出場も迷っている。同週に「ピナクルバンク選手権」があるため、「(全英は)もらったとしてもウェブドットコムツアーを優先すると思う。連戦も続くし、時差ボケもでてしまうので」と話した。

米ツアー参戦後は周囲に影響されて飛距離を追い求めて不調におちいるなど苦しんだが、今は自分のプレースタイルを追い求めて今は確かな自信をつけつつある。「ツアー選手権に出場してからアメリカに戻ります。25位以内をキープするにはあと3、4万ドルは必要だと思う」。もちろんメジャーでの戦いに心が引かれないはずもないが、今はその先にある世界を目指して迷わず自分の道を行く。


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