日本に2本しかないパターで“全英”を目指す増田伸洋

日本に2本しかないパターで“全英”を目指す増田伸洋

日本にたった2本! 激レアパターを相棒に、増田伸洋が上位キープ(撮影:米山聡明)

<〜全英への道〜 ミズノオープン 3日目◇27日◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(7,404ヤード・パー72)>

偶然の出会いが好スコアを支えている。9位タイから出た増田伸洋は、3バーディ・4ボギーの“73”とスコアを落としたが、トータル3アンダーの10位タイに踏みとどまり、有資格者を除く上位4人に与えられる全英オープン行きの切符のチャンスを残した。


「6番の2メートルのバーディパットを外したところから流れが変わって、後は耐えるばかりでした」。1番、2番で連続バーディとしながら、6番でバーディパットを外してからは、強風の中、スコアを落とさないことに必死だった。きわどいパーパットを沈めるなど、なんとかこの日1オーバーで上位に残った形だ。

「今週は道具に助けられています」というクラブ契約フリーの増田は、手嶋多一の勧めもあり、中日クラウンズから<ミズノ MPTYPE―2>ドライバーを使用している。「飛距離も出るし、安定感があっていい」と好感触。今大会のドライビングディスタンスは4位(301・5ヤード)につけている増田。ドライバーに加えて、手になじむパターに出会った。

今週、オデッセイのスタッフがサンプルとして会場に持ち込んだのが<オデッセイ ワークス ジェイルバード プロトタイプ>。練習日に増田がテストしたところ、「構えてもいいし、打感、打音もいい。何より入るんですよ」と、ひと目ぼれして即投入。このパター、まだ日本に2本しか入ってきていないレアものだ。今季の平均パットは1・8144(69位)とグリーン上で苦戦してきたが、今大会3日間を終えて1・6563で8位と、効果は数字にも表れている。

「無縁のところ」という全英オープンに手が届く位置にいる。「そういうのはあまり気にせず上を目指して頑張りたいです。ゴルフの状態はいいので、明日は1打1打に集中して、結果がついてくればいいですね」。道具の恩恵を得て、“無縁”の場所を目指す。

<ゴルフ情報ALBA.Net>