自己ベストが大会コースレコード新!8バーディ・ノーボギーの“64”を叩き出した山田成美

自己ベストが大会コースレコード新!8バーディ・ノーボギーの“64”を叩き出した山田成美

トーナメントコース記録を更新!山田成美が自身初の首位発進(撮影:米山聡明)

<ニチレイレディス 初日◇16日◇袖ヶ浦カンツリークラブ 新袖コース(6,566ヤード・パー72)>

千葉県の名門・袖ヶ浦カンツリークラブ 新袖コースで開幕した「ニチレイレディス」。その初日、27歳の伏兵、山田成美が8バーディ・ノーボギーの“64”をマーク。トーナメントコースレコードを1打更新し、8バーディ単独首位のロケットスタートを見せた。


インコースからスタートした山田にとって最終ホールとなった9番パー4。ここをパーセーブできれば、“64”でホールアウトし、トーナメントコースレコード更新となる。ところが、簡単に記録達成とはいかないのか、2打目をグリーン奥のバンカーに入れてしまう。アゴが高く、ピンまでは下り傾斜の難しい状況だ。それでも山田に焦りはなかった。ピンをわずかにオーバーさせたところでボールを止め、見事にパーセーブ。過去4人が破れなかった“65”の壁をぶち破ってみせた。

「正直驚いています。64は自己ベストですが、不思議とラウンド中は落ち着いていました。グリーンが小さい分、ショットがよければいいスコアが出るかなと思ってはいたものの、まさかここまでいいとは予想外ですね」

それも当然だろう。プロ転向後、レギュラーツアーでのベストスコアは昨年の「ゴルフ5レディス」でマークした“69”。今年は開幕戦から9試合連続で予選落ちを喫し、出場15試合で予選通過できたのはわずか2試合しかなかったからだ。ただ、好スコアが出る兆候はあった。

「キャディを務めて頂いている松弘泰三コーチから重心の位置を低くしてみてはどうかというアドバイスを受けたんです。その結果、インパクトが厚くなり、ショットが安定するようになったんです」

さらに、先々週の「ヨネックスレディスゴルフトーナメント」からパターをオデッセイのオー・ワークス♯1Wに替えた結果、ボールの転がりがよくなりこの日2・5メートルのバーディパットを5回も沈めた。“64”はフロックではなく、山田なりの根拠がしっかりとあったといえる。2日目を生まれて初めてのトーナメントリーダーとして迎えるが、大勢のギャラリーが見つめる中でも、気負わずに回ることができれば、今年の目標であるツアー優勝も視界に入ってくるだろう。

文/山西英希

<ゴルフ情報ALBA.Net>