レギュラーとステップの狭間で 安田彩乃が描く成長曲線

レギュラーとステップの狭間で 安田彩乃が描く成長曲線

2足のわらじを履く安田彩乃、2アンダーの好スタートを切った(撮影:福田文平)

<アース・モンダミンカップ 初日◇22日◇カメリアヒルズカントリークラブ(6,545ヤード・パー72)>

千葉県にあるカメリアヒルズカントリークラブで開幕した「アース・モンダミンカップ」。その初日、安田彩乃が3バーディ・1ボギーの“70”でラウンド。2アンダーの24位タイにつけた。


昨年プロテストに合格したばかりの安田。今年はステップ・アップ・ツアーにメインで出場、3日間大会が増え、賞金ランキング制度も導入され、リニューアルされたステップアップツアーで腕を磨いている。

安田の今季の出場資格はQTランキング67位。この67位という順位は非常に微妙で、レギュラーとステップが同週開催の場合、現地ウェイティングをすれば出場できる可能性のある順位でもある。しかし、ランキング導入で上位に入れば来季前半戦の出場権や3次QTの免除の資格を得られる、ステップの“賞金ランク上位”を目指しているため、基本的にはウェイティングはせずに、確実に出場できるステップを選択。現在、賞金ランキングは27位につけている。

当然、ランキングが降りてくると分かればレギュラーツアーにも出場する。その時は勝つこと、上位に入るのが目標だが、もう1つ大事なこととして“自分の立ち位置を知ること”がある。「今レギュラーツアーで自分がどのくらいなのか、そして戦うためには何が必要か確かめています」。“ステップ”でつけた力のテストの場でもあるのだ。

その前回の“テスト”である「リゾートトラスト レディス」から約1か月。安田はこの間に「ルートインカップ 上田丸子グランヴィリオレディース」でステップでは昨年の「九州みらい建設グループレディース」の4位を上回る自己最高位となる3位に入った。だが、口を突くのは反省だ。

「初めての優勝争いということもあって、とても緊張してしまいました。今考えれば準備が足りてなかったと思う。めちゃくちゃ悔しかった。これからは同じミスをしないようにしないといけない。ただ、争う中で新しい自分を見つけることもできました。この経験を絶対に次に活かしたい」。

そうして迎えた新たな“テスト”「アース・モンダミンカップ」では2アンダー・24位とまずまずの滑り出し。「同組で同い年の永峰咲希さんはパットの外れ方が私と違いました。同じ外れるにしても永峰さんは惜しかった。私は全然なのに」と課題ばかりが頭に浮かぶが、首位とは4打差とトップの背中が見える位置につけたのもまた事実。これまでの1か月の“勉強”の成果を活かして、まずはプロテスト合格後最高位につけたリゾート-の26位タイより上を目指していく。

<ゴルフ情報ALBA.Net>