「優勝しかいらない」今平周吾は2年連続トップ3の壁を破れるか

「優勝しかいらない」今平周吾は2年連続トップ3の壁を破れるか

24歳・今平周吾が“67”で2位タイに浮上した(撮影:村上航)

<長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ 3日目◇8日◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(7、178ヤード・パー72)>

連日気温30度超えと、北海道らしからぬ天候の中開催されている国内男子ツアー「長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ」。3日目を終えてツアー2勝目を狙う若武者、今平周吾がこの日のベストスコアタイの“67”を叩き出し2位タイで最終ラウンドに臨むこととなった。


7アンダー・9位タイからスタートした今平。出だしの1番でバーディを奪った後の3番パー5で、グリーンエッジまで残り250ヤードをスプーンで2オン。30メートル弱のイーグルパットは1メートル半ほどオーバーするものの、返しのパットを入れてバーディ。本人曰く、「これで勢いに乗った」。

10番で1つバーディを加えて迎えた306ヤードの14番パー4は、この日ティグラウンドが前に設定されワンオンも可能なホール。思いっきり叩いたティショットが見事にグリーンをとらえると、「知らなかった」というイーグル賞100万円がかかったパットは、わずか10センチ届かなかったもののOKバーディ。さらに、続く15番でもバーディを奪い、この日単独首位に立ったマーティン・キム(アルゼンチン)に1打差の2位タイと、絶好の位置で最終日を迎えることとなった。

「距離の感覚が(この2日間で)つかめてきた」。海外メジャー「全米オープン」以来の実戦。プライベートのラウンドではないアドレナリンも影響してか、予選2日間はタテの距離感に苦しんだがここにきてようやくかみ合ってきた。オープンウィーク中に地元・埼玉の山でサーキットトレーニングに取り組み足腰を強化。2度目の海外メジャーは予選落ちを喫し「(海外では)まだ歯が立たない」と言うものの、今季の平均ストローク1位の安定感により磨きをかけている最中だ。

今大会は一昨年が2位、昨年が3位タイと、2年連続であと一歩及ばずに優勝を逃している。本人も「もう優勝しかいらない」と言うとおり、目指すは優勝ただ一つ。「目標を設定せずにできるだけいっぱいバーディを獲る」。北の大地でのバーディ合戦を制して、惜敗続きの壁を破りたい。

<ゴルフ情報ALBA.Net>