悔しさを忘れない!岡山絵里 ツアー初優勝に向け8位タイの好スタート

悔しさを忘れない!岡山絵里 ツアー初優勝に向け8位タイの好スタート

岡山、この大会にかける思いは人一倍だ(撮影:上山敬太)

<大東建託・いい部屋ネットレディス 初日◇27日◇鳴沢ゴルフ倶楽部(6,587ヤード・パー72)>

今年の大会にかける思いは、この選手が一番かもしれない。去年、プロ入り同期のささきしょうことの最終組対決に敗れ2位に終わった岡山絵里が、「大東建託・いい部屋ネットレディス」の初日で5バーディ1ボギーの“68”をマーク。去年と同じ8位タイでの好スタートを決めた。


「どんな思いでプレーしていたの?」という記者の質問に、「『去年はここでミスしたな。今年は絶対しないぞ』とか思い出しながらプレーしていました」と答えてくれた岡山。“プロ入り同期のライバル”だったささきに2打差をつけられ振り切られた悔しさは、やはりなかなか忘れられないことらしい。「だって、(優勝した)ささきはプロアマ戦に出てるけど、(2位の)私は出られない」と冗談っぽく話した時の目は、笑ってなかったように見えた。

初めて本格的にツアー参戦した昨年は、自己最高位だったこの大会の2位をはじめ、トップ10入り3回。36試合の出場で約2,700万円を獲得し賞金ランクは39位と、プロ入り2年目で見事にシードを勝ち取った。今年も20試合の出場でトップ10入り5回。5月の「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」では、最終日2位タイから出て6位タイに入るなど、優勝が見える位置でのプレーはささきよりも経験してきている。だからこそ、岡山が手に入れたいのは“ツアー初優勝”なのだ。

昨年より成長したところは、「『どんな場面でもボギーを叩かない』と思える最低限のラインがあがったこと」と話す岡山。この日のラウンドでも、「ティショットでミスしても、ショットでカバーしてパーを拾えたことが良かった」と振り返った。

バーディ合戦になっている展開については、「(バーディは)簡単に取れないから、プレーの内容だけ考えていきたい」と謙虚な言葉を述べつつも、「最終日に向けて(調子を)徐々に上げていきたい」とすでに決勝ラウンドを見据えている。去年、ささきの優勝を祝福した後に、クラブハウスで流した涙を絶対忘れていない。岡山の今年にかける思いは本物だ。

<ゴルフ情報ALBA.Net>