まさに横綱相撲!成田美寿々、通算21アンダーで復活告げる2季ぶりV

まさに横綱相撲!成田美寿々、通算21アンダーで復活告げる2季ぶりV

成田、あっさりウィニングパットを決めツアー通算8勝目!(撮影:村上航)

<大東建託・いい部屋ネットレディス 最終日◇30日◇鳴沢ゴルフ倶楽部(6,587ヤード・パー72)>

横綱相撲といっていい、完璧な勝利だった。トータル16アンダーの単独トップで出た成田美寿々が、この日6バーディ・1ボギーの“67”をマーク。トータル21アンダーまでスコアを伸ばし、2シーズンぶりとなるツアー通算8勝目をあげた。


2位に4打差をつけて最終日のラウンドに臨んだ成田。「ショットが怖いくらいピンにくっついていた」という前半。1番パー3で2.5メートルのバーディパットを沈めると、3番でもバーディをゲット。今大会で初めてのボギーが4番で出ても、5番、7番、9番でバーディを奪い、前半だけでスコアを20アンダーの大台に。同じ最終組で、逆転での2週連続優勝を狙っていた穴井詩らがスコアを伸ばせないのを尻目に、完全な独走状態となった。

その後、7打差の11位タイから出たテレサ・ルー(台湾)が、コースレコードタイの“64”の猛チャージでトータル17アンダーまでスコアを伸ばすと、成田も17番のバーディで21アンダーに。18番では、「最終ホールでこんなにスコア差があったのは初めてだったので、気持ちの持っていき方が難しかった」というが、「ヒヤヒヤ感は無かった」という。

2012年に「富士通レディース」でツアー初優勝を飾ってから、2015年のサントリーレディスまで毎シーズン勝利を重ね通算7勝をあげている成田。それ以来となる2シーズンぶりの勝利を前にした18番のグリーン上でも、小畑貴宏キャディにニコニコしながら、「(優勝パットを)入れたら抱きつく?」と言うほどリラックス。「私は勝って泣かない」という宣言どおり感傷的な表情は一切なく、拍子抜けするほどあっさりとウイニングパットを決め小さくガッツポーズすると、グリーン脇で号泣する南秀樹パッティングコーチに「泣きすぎ!」と突っ込んで大笑いした。

ホールアウト後の記者会見では、「やっと勝てた。苦しんで苦しんで勝てたので、もっともっと強くなれたかな」と語った成田。17試合が残る今シーズンの目標については、「来年の全米女子オープンの出場権がもらえる賞金ランクのトップ5には絶対入りたい。1ラウンド平均で4バーディを取ることと、パッティング女王になれれば賞金女王も近づく」とキッパリ。「常にトップ10に入って優勝を争える“強い”選手になりたい」という成田のこれからに今後も注目だ。

<ゴルフ情報ALBA.Net>