「努力は裏切らない」を身をもって教えてくれた宮里藍さん【スイートハートのAtoZ】

「努力は裏切らない」を身をもって教えてくれた宮里藍さん【スイートハートのAtoZ】

同じメディヒルのユ・ソヨンさんみたいに、私も世界の頂点に向かって頑張ります!

国内女子ツアーで人気急上昇中のツアールーキー、セキ・ユウティン(中国)にスポットを当てる「スイートハートのAtoZ」。今回は「宮里藍」について話してもらった。


今週、「全英リコー女子オープン」に出場する宮里藍。アマチュアでレギュラーツアー優勝を飾り世界ランキング1位にも輝くなど、今の女子プロブームを作った選手の引退発表は中国出身の新鋭にも影響を与えていた。「宮里藍さんの引退について考えたことがキッカケで最近、プロゴルファーとして考えを改めるようになりました」。「サントリーレディス」のすぐ後に、宮里の経歴を調べなおしたうえで、「なぜやめるのか?」を宮里の立場に立って考えたという。

考えてみる前と後で一番変わったのは目標の立て方だった。「宮里さんは2010年には年間5勝を挙げて、世界ランクNo.1になりました。尊敬すべき素晴らしい経歴ですが、同じプロゴルファーとして素晴らしさを感じるのは、自ら世界一になるという目標を立てた点だと思います。私はそれまで、世界一という目標を掲げようと思ったことはありませんでした。正直、今の実力からすれば考えられない遠い場所、という認識でした。しかし、宮里さんは小さな体で高い目標に挑み、到達しました。宮里さんについて考えたり、家族で宮里さんの引退について話しているときに挙がるのは、やはり“上を目指すためには高い目標を設定し、そこに向かって努力しなければいけない”ということ。私もそのように考えを改めることができました」。

そんな宮里藍との忘れられない思い出も教えてくれた。「12歳のときにシンガポールで行われたHSBC女子チャンピオンズのプロアマですが、1ホールだけ参加させてもらったことがあるんです。そこで宮里さんと一緒になりました。その日は私の誕生日でした。そのことを知った宮里さんは、“誕生日おめでとう”と書いたボールを私にくれたんです。とてもうれしかった。今でも家に飾ってある宝物です!」。

■セキ・ユウティンプロフィール
セキ・ユウティン(石・日の下に立、女へんに亭)/1998年3月5日生まれ、福井県出身。中国人の両親から福井県で生まれ、5歳まで日本で育つ。その後、中国へと渡り妹と共にアマチュア時代から美人ゴルフ姉妹として活躍。16歳の時に出場したアジア太平洋のアマチュアゴルフ団体戦「クイーンシリキットカップ」では、当時の日本代表・勝みなみ、森田遥らを退けて個人優勝を果たし、中国を団体2位に導いた。2016年の中国女子ツアーでは3月に初勝利を挙げるなど賞金ランク1位。中国期待の新星はさらなるレベルアップを目指して日本ツアーの門をたたいた。端正な顔立ちに加え、笑顔が多く女性らしい可愛らしい声から“スイートハート”の愛称で親しまれている。171cm・63kg。

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