日本女子ツアー史上最高額!鈴木愛が連覇狙う、今年の「日本女子プロ」は岩手で賞金総額2億円

日本女子ツアー史上最高額!鈴木愛が連覇狙う、今年の「日本女子プロ」は岩手で賞金総額2億円

鈴木愛、大会連覇に期待がかかる。(撮影:ALBA)

<日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 事前情報◇21日◇安比高原ゴルフクラブ (6,640ヤード・パー71)>

9月7日(木)〜10日(日)に開催される日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯の記者発表が、東京・銀座のホテルで行われた。


1968年に女子プロゴルフトーナメントの第1号としてスタートした本大会は、今年で50回目を迎え、賞金総額を6000万円増額。日本女子ツアー史上最高額の賞金総額2億円(優勝賞金3600万円)となった。

開催コースは安比高原ゴルフクラブ(岩手県)。岩手県での選手権大会開催は、史上初のこととなる。

「今大会は3つのコンセプトを持っています。一つは、東日本大震災復興支援。二つ目は、アジアナンバーワンを決める大会とする。そして三つ目がゴルフの普及拡大です」と、小林浩美会長。

震災の被害が大きかった岩手県で大会を行い、アジアナンバーワンを決める大会とするため賞金総額を増額し海外選手枠を設けた。その枠で、今大会は中国人選手が出場する。ゴルフの普及拡大は、女子プロゴルフ協会が掲げる命題でもある。

大会が行われる安比高原ゴルフクラブは、「リクルートとらばーゆカップ」が3回、「安比高原レディース」が4回開催されたコースだ。アウト3200ヤード、イン3440ヤード、トータル6640ヤード、パー71。

「道具が進化して選手たちの飛距離が伸びているので、いいスコアが出るのではと考えています。グリーンが小さいので、ショートアイアンのキレのいい選手や、パットがうまい選手はスコアを伸ばすと思います。ただしグリーンコンパクションは25と硬めに設定しました。女子ツアーではあまり見られない硬さです」と、話すのは今大会のコースセッティングを担当した岡本綾子。

グリーンコンパクションは確かに硬いが、今年の夏は雨が多く、想定したよりも柔らかめの仕上がりになっているともいう。選手たちがどこまでアンダーパーを伸ばしていくか見物だ。

「初めてのツアー優勝がこの大会。そしてメジャーであるこの大会で、昨年も勝つことができました。運命を感じる大会です。コースは難しいと思いますが、一打一打に集中して安定した精神状態で臨みたいです」と話したのは、昨年覇者の鈴木愛。

鈴木といえば4日間開催の高額賞金の大会にめっぽう強い印象があるが、「私はスロースターターなので、3日間では追いつかないことがあるんです。3日目に無理をして狙わなくちゃいけない場面があったりするんです。4日間のほうがチャンスがあります。どの一打も同じだと考え、気持ちを乱さず、もったいない一打をなくしていきたいです」と慎重なコメント。

そして、「まずは今週開催のニトリレディスでいい成績を残し、選手権に向けていい流れをつくりたいです。私はついつい気持ちが大きくなってしまうことがあるので、もっと落ち着いてプレーできるようになりたい。ニトリレディス開催の小樽カントリー倶楽部は難しいコースなので、大人になってプレーしたいですね。そしてそれが自分にとって、うまくいくのかどうか見極めたいです」と、続けた。

鈴木は、現在賞金ランキング2位。賞金女王戴冠のために、増額された本大会の賞金額は大きな魅力。安比高原での鈴木の大人のゴルフに期待したい。

<ゴルフ情報ALBA.Net>