上がり3ホール連続バーディで稲森佑貴も6アンダー、首位タイに並ぶ

上がり3ホール連続バーディで稲森佑貴も6アンダー、首位タイに並ぶ

昨シーズンオフから新たなトレーニングを始めた稲森 今後の活躍に期待!(撮影:鈴木祥)

<フジサンケイクラシック 2日目◇1日◇富士桜カントリー倶楽部(7,566ヤード・パー71)>

岩田寛の単独首位ターンで決まりだろうと誰もが思っていたが、岩田の一組後ろを回っていたイーブンパースタートの稲森佑貴が、上がりの16、17、18番と3連続バーディ。この日、7バーディ・1ボギーの65で回ってトータル6アンダー。岩田と並んで首位タイに躍り出た。


「とにかく距離の長いコースなので、必死でプレーしました。オールパーでもいい。パー3も長いから、とにかくグリーンに乗せて、2パットで大叩きしないようにしよう、と。その中、2日間とも5番パー4(535ヤード)をパーで凌げたのが大きかったと思います。それと今日は2番パー3で13〜14メートルあったバーディパットが入ってくれて、波に乗れました。パンチが入って、打った瞬間“ヤバイ”と思ったんですが、カップの向こうフチにドカンと当たってカップイン。そのラッキーが生かせました」

稲森といえば、2015年、16年とフェアウェイキープ率第1位。16年の71・66%は同部門歴代1位の数字で、今季も先週開催された「RAIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメント2017」終了時点で第1位(71.23%)。コントロール性の高いドライバーショットが持ち味だが、あまりに方向性に気を配りすぎて、飛距離ダウンしていると感じ始めた。

そこで昨シーズンオフに下半身と体幹を鍛えるトレーニングに着手。体を硬くすることなく、滑らかに使える体力強化に精を出している。「それが今日の結果につながったと思います。昨年までならUTで打っていただろうと思えるところから、今年は6番アイアンや7番アイアンで攻めていけるようになりましたからね」。

首位タイとはいえ、予選トップ通過は2015年「ブリヂストンオープン」、2016年「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」以来、自身3度目。しかし、まだ優勝には縁がない。「それを言われちゃうとは思っていましたが、どうぞ温かい目で見てやってください。明日も楽しくやってきます」と稲森。岩田の後の会見だったこともあって、その声はよりいっそう明るく響いた。

文・伊藤昇市

<ゴルフ情報ALBA.Net>