松村道央がベストスコアタイの“68” 20位Tから急浮上

松村道央がベストスコアタイの“68” 20位Tから急浮上

ショートゲーム好調の松村道央が“68”で急浮上(撮影:鈴木祥)

<フジサンケイクラシック 3日目◇2日◇富士桜カントリー倶楽部(7,566ヤード・パー71)>

初日、2日目ともに“72”。2オーバー20位タイで第3ラウンドをスタートした松村道央が4バーディ・1ボギーの“68”をマーク。トータル1アンダーとし、順位も6位タイまで浮上させた。


「ショットもパットも調子がいいわけではなく、そのうえ、ピン位置は難しいわ、風もなさそうでいて構えたらいきなり吹いたりと厄介な1日でした。凌いで、凌いで我慢していたら、インで幸いにも3バーディが取れて、目標としていた赤字(アンダーパー)に入れました(松村)」

最終組の7組前にホールアウトした松村。上位陣がスコアを伸ばしあぐねるリーダーボードに目をやると「あれ。(自分は)いい位置につけられたんですね」と意外な表情。結局、この日の“68”は2位タイにつけたイム・ソンジュ(韓国)と並んでベストスコアタイ。その勢いのまま、明日も上位勢がスコアを崩す展開となれば、優勝も見えてくる位置だが、「いや、いや、コースがコースですから楽しめるのは10%くらいですよ。まぁ、でも赤字を積み重ねていきたいですね」。

3日目にして、このモンスターコース攻略のカギをつかんだのか?「全然ないですよ(笑)。ただ試合前に丸山大輔さんにラフからのアプローチの打ち方を教わって、昨日のラウンド終了後にパッティングの練習をしていたら、ちょっとヒントをつかめたんです。このモンスターコース、飛距離の出せるショットメーカーが有利とはいえ、ショートゲームでいかに拾えるかも大事ですからね。今日はパーオン率50%くらいでしたけど、ショートゲームで助かりました」。なお、アプローチに関しては球質の作り方を教わり、パッティングに関してアドレスを見直したというが、詳しくは企業秘密とのこと。

ツアー初勝利を挙げた2010年から5年間で、コンスタントに5勝を積み上げた実力者。しかし、昨年はデビュー以来初めてとなるベスト10フィニッシュなしという不本意なシーズンとなった。今季もこれまで目立った成績を残せずにいるが、体調管理に気を使うようになってから、本来の調子を取り戻しつつある。その証拠にこの日の好スコア。最終日、完全復調宣言といきたいところだ。

文/伊藤昇市

<ゴルフ情報ALBA.Net>