小平智、苦手(?)なマッチプレーを制し獲得賞金1億円越えなるか

小平智、苦手(?)なマッチプレーを制し獲得賞金1億円越えなるか

フジサンケイクラシック最終日に“65”のベストスコアをマークした小平(撮影:上山敬太)

<ISPSハンダマッチプレー選手権 3回戦〜決勝戦◇4日◇浜野ゴルフクラブ(7,217ヤード・パー72)>

先週のフジサンケイクラシック最終日に“65”のベストスコアをマークした小平智。プレーオフに残る追い上げを見せたが、残念ながらあと一歩及ばず、優勝に手が届かなかった。それだけに、肉体的にもメンタル的にも疲れがたまっていると思われたが、「ISPSハンダマッチプレー選手権」の練習日に当たるこの日は、午前中にコースへ到着。ラウンドこそしなかったものの、練習場でしっかりとボールを打ち込んだ。


今季はトップテンに7回入っているものの、まだ優勝はない小平。にもかかわらず、5051万6713円を稼ぎ、賞金ランキングで3位につけている。今大会は優勝賞金が5000万円とツアー最高額だけに、優勝すると一気に1億円を突破する。しかも、現在賞金ランキング1位のチャン・キム、2位の宮里優作はともに今大会ではすでに敗退しているため、小平が優勝するとランキング1位に躍り出るのだ。ところが、小平自身の表情がどうも冴えない。

「実は、マッチプレーって苦手なんですよ。4日間トータルじゃなく、1日勝負ですよね。それだと運も左右するでしょうし、最後まで勝ち残るイメージがないんです」。

確かに、平均ストロークが69,96で1位の小平にしてみれば、4日間大会のほうが実力を発揮しやすいのかもしれない。しかし、ちょっと待ってほしい。ツアー対象外の競技とはいえ、先月に開催された「ネスレインビテーショナル日本プロゴルフマッチプレー選手権レクサス杯」では決勝に進出しているではないか。しかも、昨年の同大会でもベスト4に残っている。苦手と言うよりも、むしろ得意にすら感じるが…。「たまたまですよ。ホントに学生時代からずっと負けっぱなしです」と頑なに否定する。

どちらにせよ、3回戦が始まる6日(水)になれば分かるが、対戦相手はマッチプレーランキング111位の出水田大二郎。何が起こるか分からないマッチプレーとはいえ、経験値の高い小平が優勢であることは間違いない。まずは確実に勝利を収め、流れを引き寄せたいところだ。

文・山西英希

<ゴルフ情報ALBA.Net>