縁遠いマッチプレーで快進撃!高山忠洋が4連勝でベスト8入り!

縁遠いマッチプレーで快進撃!高山忠洋が4連勝でベスト8入り!

海老根文博(右)に圧勝した高山忠洋(撮影:佐々木啓)

<ISPSハンダマッチプレー選手権4回戦◇7日◇浜野ゴルフクラブ(7,217ヤード・パー72)>

高校まで野球を続け、卒業後に研修生としてゴルフを始めた高山忠洋にとって、マッチプレーの試合形式は縁遠いものだった。プロに転向し、賞金ランキングの資格で初めて出場した2003年の「日本プロゴルフマッチプレー選手権」が、初めてのマッチプレーだった。残念ながら、S・K・ホに1回戦で敗れたが、それ以来、再びマッチプレーから離れることになる。2014年からツアー競技外の「ネスレインビテーショナル日本プロゴルフマッチプレー選手権」に出場したものの、一度も1回戦を突破したことがない。その高山が、今大会の1回戦でマッチプレー初勝利を挙げると、次々と勝ち抜き、今日の4回戦を迎えた。


対戦相手はノーシードの海老根文博。前日の3回戦では第3シードの金庚泰を破り、勢いに乗っている。いきなり1番で1ダウンしたときは、このまま自分も海老根のシンデレラストーリーを演出する一人になるのかと思った。しかし、続く2番でオールスクエアに戻すと、4番で1アップ。6番からは怒涛の4連続アップで一気に勝負の流れを引き寄せた。終わってみれば6&5の圧勝だった。

今大会までマッチプレーで勝てなかった選手とは思えない試合運びの理由を、高山は次のように語った。「マッチプレーはコースではなく、対戦相手との駆け引きがポイントです。そのためには、どこからでもピンを狙っていく攻撃的な姿勢を相手に見せつけなければいけません。刻んだりすると、思わぬ隙をつくる原因になりますからね」と、強気の攻めが功を奏したと明かした。

優勝まで残るは3試合。2回戦を勝ち抜いた後は、この大会に照準を合わせて調整してきた。5000万円獲得を目指して戦う高山に、一切の迷いはない。

文・山西英希

<ゴルフ情報ALBA.Net>