狙うはメジャーでの初優勝!暫定首位の柏原明日架「無理をしない。100点を狙わない」

狙うはメジャーでの初優勝!暫定首位の柏原明日架「無理をしない。100点を狙わない」

暫定首位タイの柏原 初優勝なるか!(撮影:米山聡明)

<日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯 初日◇7日◇安比高原ゴルフクラブ(6,640ヤード・パー71)>

日没によるサスペンデッドとなった「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」の初日。6バーディ・2ボギーの“67”をマークし、4アンダーで暫定ながらトップタイに立ったのが柏原明日架。2014年のツアーデビュー以来、初優勝の期待がかかりながら応えられずにいたが、今週のメジャーではやってくれそうな気配を見せた。


インスタートの柏原は、11番のパー5で残り100ヤードの3打目を1ピンに寄せて、最初のバーディを奪取。後半のアウトコースでは2番でバーディを取ると、5番から4連続バーディ。トータル6バーディ・2ボギーの4アンダーでホールアウトした。

「今日は14回パーオンがあり、たびたびバーディのチャンスをつくれました。フェアウェイが狭く難しいセッティングなので、集中力を切らさないように18ホールテーマを持って臨んだ結果です」と語った柏原。今まではスコアのことばかり気にして、自ら崩れていくことが多かったが、この日はスコアの事を考えず、今の自分を100パーセント出し切ることに集中したという。そのために自らテーマを課していたのだ。「テーマは、無理をしないこと、欲を出しすぎず攻めること。ミスショットを次のショットに引きずらない。100点のショットを狙わない、そして0点のショットも打たない。そのことにだけ集中していたので、ティショットがラフに入ったときの対処もよく、グリーンに乗せられていたのだと思います」。

開催コースの安比高原ゴルフクラブは、フェアウェイが洋芝になっている。今大会ではセッティングを厳しくするため、フェアウェイを絞って狭くした。フェアウェイを狭くした結果、今まで洋芝のフェアウェイだったところがラフになる。そのため、ラフに洋芝のところと野芝のところができてしまった。この芝の違いをよく見極めて打たないと、手痛いミスショットとなる。「欲を出すな」と自分に言い聞かせながらラウンドした柏原は、この見極めがしっかりできていたのだろう。

柏原は先週、初めて韓国ツアーに出場した。「ハンファ金融クラシック」の招待を受けての出場だった。結果は69位だったが、大きな収穫があったという。その収穫も、初日の好スコアにつながった。「韓国では私と同じ若手といわれる選手たちが、バリバリ優勝争いをしていました。それが当たり前でした」。柏原には、“新人だから”、“若手だから”そこそこでもいいという甘えがあったのだという。「みんないい意味でガツガツしていて、勢いがありました」。

この韓国での経験がプラスに作用したと柏原はいう。だがそこには昨シーズンから、大きく成長した柏原のメンタルがあった。昨シーズンまでなら、それこそガツガツとグリーンを攻めてミスを呼び込んでいただろう。だが今週は違った。「無理をしない。100点を狙わない」と思える柏原がいたのだ。その結果がメジャー初日首位という成績なのだ。

2日目、柏原はアウトコースを11時45分にスタート。狙うはメジャーでの初優勝だ。


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