北海道と相性◎!今平周吾が単独首位で決勝ラウンドへ

北海道と相性◎!今平周吾が単独首位で決勝ラウンドへ

トータル9アンダーで単独首位に躍り出た今平(撮影:上山敬太)

<ANAオープンゴルフトーナメント 2日目◇15日◇札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース(7,063ヤード・パー72)>

今季「関西オープン」でのツアー初優勝を含めて、ここまでトップ5フィニッシュが6回と安定した強さを見せている24歳の今平周吾。単独2位から出たこの日は、5バーディ・1ボギーの“68”をマーク。スコアを4つ伸ばし、トータル9アンダーで単独首位に立った。


アウトスタートの今平は、5番パー5で3打目のバンカーショットを2メートルにつけてバーディを奪取。8番パー3と9番パー5でもスコアを伸ばして折り返す。後半に入っても12番パー5で残り40ヤードの3打目を、2メートルにつけてバーディ先行。15番ではティショットを右の林に入れるなど、今大会初めてボギーを叩いたが、17番パー5でカラーから6メートルを決めて、スコアを戻しホールアウト。4つのパー5全てでバーディを奪い、「ここはパー5がチャンスホール。そこで獲れたので楽に回れました」と白い歯をみせた。

今平は北海道での試合は妙に相性がいい。昨季のこの大会で4位。7月に開催された「セガサミーカップ」では今季が3位で昨季が3位タイといずれも優勝争いに絡んでいる。北海道のコースの特長の一つは、本州とは違い、ベント芝など寒さに強い洋芝を採用している。ここ輪厚コースもティグラウンドからグリーンまでベント芝。本州のコースに多い高麗芝や野芝と違い、葉が細くてボールが沈むため、アイアンショットやアプローチなどは上から打ち込んでダウンブローでボールをクリーンに捉えることが要求される。

「打ち込むタイプなので、洋芝は抜けがいいです。そこが得意なのかなという感じです。アイアンのラインが出しやすい」と洋芝を好む。今平は09年から2年間米国にゴルフ留学しており、その時に洋芝への対応をマスターしたようだ。

首位で大会を折り返したが、「まだ先は長いです」と優勝などはまだ頭の中にはない。悲願のツアー初優勝を遂げ、「落ち着いて戦えている」と精神的に余裕を持ってプレーできているのも好材料。「徐々に、ですね」、まずは明日も確実にスコアを伸ばし、この位置を維持して最終日を迎えることを目指す。

<ゴルフ情報ALBA.Net>