鈴木麻綾、逆転賞金女王へギラギラも…懸念は台風

鈴木麻綾、逆転賞金女王へギラギラも…懸念は台風

逆転賞金女王へ気合が入る鈴木麻綾(撮影:鈴木祥)

<山陽新聞レディースカップ 初日◇15日◇東児が丘マリンヒルズゴルフクラブ(6,351ヤード・パー72)>

9月15日(金)、ステップ・アップ・ツアー第16戦「山陽新聞レディースカップ」が開幕。今季ステップ・アップ・ツアー「ユピテル・静岡新聞SBSレディース」で初優勝を挙げたプロ3年目、現在ステップ賞金ランク3位につける鈴木麻綾は、逆転でのステップ賞金女王へ向け、今大会に照準を合わせてきているが、初日5アンダー・2位タイと上々の滑り出しを見せた。


年間21試合が開催される今季のステップ・アップ・ツアーも今大会を含めて残り6試合。現在の賞金女王レースは、1位・谷河枝里子(14,878,250円)、2位・福山恵梨(14,097,190円)が僅差でせめぎあっているが、鈴木も10,884,094円を積み上げており、逆転のチャンスを狙っている。残り試合で最も優勝賞金が多いのは今大会。450万円を加算できれば、差をぐっと縮めることができ、来季のレギュラーツアー出場権(2018年度に導入予定のリランキングまでの出場資格)を得られる賞金女王に大きく近づける。

レギュラーツアー『日本女子オープン』『マスターズGCレディース』出場のため、鈴木が出場できるステップの試合は残り4つ。「今大会に勝つだけでは、まだまだ(賞金額が)足りず、厳しい状況ですが、賞金女王を狙える位置だけに、本当に勝ちたいと思って臨んでいます」。

力強い言葉を生み出すのは、ショットの好調さ。「いまは残り100ヤード少しからならピンに絡める自信があります。ギャラリーの方にもそこをぜひ見て欲しい」とアピールする。

「いまはアドレスした際に、自然とピンしか目に入らない。迷いがあるときはどうしてもピンの左右を見て、悪い想定をしてしまいますが、今日も迷いなく狙っていけました」。ハマッたときの爆発力は随一で、今季もときおり見せる"急上昇"でツアーを沸かせてきたが、最もショットのイメージ力が高まった「ユピテル・静岡新聞SBSレディース」優勝時と同じ状態だという。

懸念は非常に強い台風18号の影響。16日(土)の午後からは西日本で暴風雨が予想されており、状況によっては最終日中止の可能性も。「台風のことを考えれば、2日目に伸ばしておきたいですが…お願いだから3日間開催欲しい」。賞金額が減額されず、3日間戦い抜いた上で勝利を挙げ、3つ巴の賞金女王争いに持ち込みたい鈴木。自身のプレーはもちろんのこと、天候を祈るばかりだ。

<ゴルフ情報ALBA.Net>