ご近所さんに負けるな!ツアー初Vを狙う南足柄市出身の辻梨恵

ご近所さんに負けるな!ツアー初Vを狙う南足柄市出身の辻梨恵

辻梨恵、ツアー初勝利をかけて最終日に臨む(撮影:岩本芳弘)

<マンシングウェアレディース東海クラシック 2日目◇16日◇新南愛知カントリークラブ美浜コース (6,446ヤード・パー72)>

この日のベストスコアタイとなる“68”をマークし、18位タイから一気にトータル7アンダー首位タイに浮上した辻梨恵。しかし、16番パー3でボギー、最終18番パー4でダブルボギーを叩いただけに、悔しさが残るラウンドとなった。


それでも、ツアー初優勝のビッグチャンスを迎えていることに変わりはない。今季は「サントリーレディス」「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」で優勝争いに加わったが、それぞれ4位タイ、3位タイと勝ちきれずに終わった。「すごくいい経験にはなっていますが、勝つためには足りないところがたくさんあるなと思いました」。

とりわけ、1打の重みを痛感させられた。バーディチャンスを決めきれない、グリーンを外したときにリカバリーができない…。たった1打の差が、そのまま優勝戦線からの離脱につながることを身を持って知った。

その悔しい想いが辻を成長させる。8番パー4ではグリーン左手前10ヤードから、11番パー3ではグリーン左奥20ヤードから、どちらも58度のサンドウェッジを使ってチップインさせたが、アプローチの精度を上げてきた効果が表れた。

「ラフからでしたが、狙いどおりと言いますか、うまく打てたのでものすごくうれしかったです」と笑顔を見せた。ショットに関しては、上がり4ホールで左右へのブレがあったものの、それまではスイングリズムだけに集中する作戦が功を奏し、ほぼイメージどおりのボールを打てたという。

実は、今季の国内シニアツアーで2勝を挙げている米山剛とは同じ南足柄市出身でご近所さんだという。辻の父親と米山が友人であり、辻も子どものころからよく知っている間柄。「米山さんが優勝したときは、お祝いのメールを送りました」という辻。今度は自らが祝福メールを送ってもらう番だ。

文/山西英希

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