「入ってよかった」小平智、思わず天を見上げた脱落者一人のプレーオフ

「入ってよかった」小平智、思わず天を見上げた脱落者一人のプレーオフ

ヒヤヒヤながらも最終日への切符を掴んだ(提供:大会事務局)

<ISPS HANDA ワールドスーパー6パース 3日目◇10日◇レイクカリーニャップCC(7,143ヤード・パー72)>

欧州、アジア、豪州の3ツアー共催の「ISPS HANDA ワールドスーパー6パース」。同大会は3日目までを54ホールのストロークプレーで戦い、上位24人が最終日に行われるトーナメント形式のマッチプレー(6ホール)に進む。日本勢では5位タイの宮里優作と、17位タイに入ってプレーオフを突破した小平智がマッチプレー進出を果たした。


21位タイから出た小平は、この日スコアを二つ伸ばしてトータル5アンダー・17位タイに浮上。しかし、第3ラウンド終了時点で17位タイには9選手が並び、8枠をかけてのプレーオフに挑んだ。

プレーオフは2組に分かれて行われた。2組目の2番手で挑んだ小平のティショットは、同組の選手の中で最も飛んだものの左のセミラフへ。2打目はグリーン右奥のマウンド上へ落ちるピンチに見舞われたが、3打目を約1メートルにつけてしっかりとパーパットを沈めた。この1ホール目で最終ラウンド進出を決めた小平は、「危なかった。入ってよかった」と、ホッと一息つくように天を見上げた。

本競技の終了後、少し時間が空いてのプレーオフとなったが、最終ラウンドに臨めるかどうかという難しい精神状態。「すごく嫌な時間でした。誰か一人でもスコアを落としてくれれば、プレーオフをしなくてすむのに…」。普段は冷静な小平も落ち着かない時間を過ごしたが、ピンチをしのいだプレーは風格も出てきたといえるだろう。

山場を乗り越えて掴んだ最終日の切符。ストロークプレーの3日間とはガラッと変わり、負ければ終わりのマッチプレーになる。「むしろ、そっちのほうがガンガンいけますね。スコアのことをあまり考えなくてすむので、1ホール、1ホールを集中してやれる」と、燃えたぎる闘志をのぞかせてコースを後にした。

<ゴルフ情報ALBA.Net>