フェアウェイ151ヤードからトリプルボギー “+8”のタイガー・ウッズに何が起きた?

フェアウェイ151ヤードからトリプルボギー “+8”のタイガー・ウッズに何が起きた?

難コンディションに苦しめられたタイガー・ウッズ 初日は8オーバーで出遅れた(撮影:岩本芳弘)

<全米オープン 初日◇14日◇シネコック・ヒルズゴルフクラブ(7440ヤード・パー70)>

10年ぶりのメジャー優勝を目指してスタートしたタイガー・ウッズ(米国)が、完全にコントロールを失った。「今週の中でも一番タフな一日だろう」と口にするほどのコンディションとなった「全米オープン」初日。完全復活を目指すかつての王者にとっても、対応に苦慮するほどのチャレンジとなった。


歩き出した1歩目から落とし穴が待っていた。1番からスタートしたウッズは、ティショットをフェアウェイに落としたものの、151ヤードのセカンドショットをグリーンオーバー。アプローチは「風にたたき落とされた」と、いきなりのトリプルボギー。2番でもボギーを喫し、2ホールで4オーバーという予想もしない滑り出しとなってしまった。

「ティショットは問題ない。そこから何もできなかった。パットがとにかくひどかった」。往年のパワーを思わせる力強いショットを見せるも、仕上げに苦戦した。「このコンディションというより、トリプルボギーとダブルボギー2つもあるようでは…」と、かみ合わない歯車にフラストレーションがたまった。

思いもよらぬ展開だったに違いない。「7から9ホールでバーディが計算できるはずだったけど、この風と、難しいピンポジションで狂った」。首位とは9打差の8オーバー・101位タイ。予選通過に向けては厳しい状況ながら、「あしたは60台を出したい。そうすればなんとかなる」と、まだまだ希望は捨てない。熱狂的なニューヨークファンの前で、いつまでもふがいない姿を見せるわけにはいかない。(文・高桑均)

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