「対応できなかった」痛恨の4パット2回 松山英樹は54位後退で優勝戦線から遠ざかる…

「対応できなかった」痛恨の4パット2回 松山英樹は54位後退で優勝戦線から遠ざかる…

悔しい3日目…松山英樹は巻き返せるか(撮影:岩本芳弘)

<全米オープン 3日目◇16日◇シネコック・ヒルズゴルフクラブ(7440ヤード・パー70)>

 「プロの4パットなんて初めて見た」と松山の組についていたギャラリーがつぶやいた。この日の松山英樹はノーバーディ。4パットを2回打つなどして9つスコアを落とし、トータル14オーバー・54位タイと優勝戦線から大きく遠ざかった。


昨日までと同様バーディパットが決まらない。「3日間の中で一番良くなかった」ショットは右へ流される。そしてアプローチがグリーンを転がり落ちる。そんな何をやってもうまくいかない1日を象徴したのは、8番グリーンだった。フェアウェイとラフの間に止まった残り141ヤードのセカンドショットを、グリーン奥にこぼし、ラフからのアプローチを低い球で見事1.2mに寄せて、パーセーブするかに見えた。ところが、そこからまさかの4パット、トリプルボギーとしてしまったのだ。

「昨日よりもグリーンのスピードがかなり上がっていた。それに対応できなかったですね。ミスパットが1回もなく、4パットをするのは初めてだと思います。原因はラインの読み違えとかグリーンのスピードがわかってないという感じです。次の9番は(3 mの)バーディチャンスだったんですけど、頭の中に(イメージが)残ってしまって打てなかった」と振り返った。

ところが、グリーン上の苦悩はそれだけでは終わらない。16番のパー5では、8 mのバーディパットから、1.5 mのパーパットを2 mオーバーさせ4パットのダブルボギー。1ラウンド2回の4パットを記録してしまった。「8番のイメージを払拭させようと思って16番のパーパットはしっかり打ったんですけど、ミスしてしまった。今日はしんどかったです」と悔しさをにじませた。

 「バーディを獲りたい」。この日はノーバーディで、3日間を合わせてもバーディ数はわずかに3つ。最終日の明日は、難関シネコック・ヒルズにバーディを何発もお見舞いする松山英樹が見たい。(文・下村耕平)

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