パット・イズ・マネー 高額賞金大会を制するのはパターの名手【データ好き!記者Aの大胆予想】

パット・イズ・マネー 高額賞金大会を制するのはパターの名手【データ好き!記者Aの大胆予想】

連覇がかかる鈴木愛を筆頭に、ツアー屈指のパット巧者がしのぎを削る(撮影:村上航)

<アース・モンダミンカップ 事前情報◇20日◇カメリアヒルズカントリークラブ(6,620ヤード・パー72)>

前半戦最後の戦い「アース・モンダミンカップ」が21日(木)に開幕を迎える。シーズンで2番目タイとなる賞金総額1億8000万円のビッグトーナメントの優勝者は誰なのか。データ好きの記者Aが今週もズバリ大胆予想!


■3年連続で優勝者が賞金女王 バーディ合戦は必至
2012年から始まった大会は今年で7回目。初年度は3日間大会だったが、翌年からは4日間大会となった。スコアが出る大会として有名で、4日間大会となってから20アンダー超えが2度。13年の堀奈津佳がマークしたトータル21アンダーは当時の72ホール競技の最少スコアだった(後に16年の大王製紙エリエールレディスでテレサ・ルーが更新)。最もスコアが伸びなかった15年でもトータル14アンダーと、伸ばしあいについていけなければ優勝はない。また、15年、16年のイ・ボミ(韓国)、そして17年の鈴木愛と3年連続でこの大会の勝者が賞金女王に戴冠している。

4日間大会となった13年以降のデータを見てみると、優勝者全員が前週の「ニチレイレディス」に出場して予選を突破している。ただし、ボミが14年大会で3位タイに入ったことを除けば、他は40位前後。決勝にさえ進んでいれば順位まで気にする必要はなさそうだ。

スタッツに目を向けると、やはりバーディ合戦ということで平均パット数(パーオンホール)がいい選手が多い。歴代覇者4人中3人は同年のトップ10以内。唯一外れた酒井美紀も18位と決して悪くは無い順位だ。加えて、連覇しているボミは1位と3位、昨年覇者の鈴木も2位と、とりわけ優れた成績を残している。

■名手による連覇の可能性は十分 3か国目の女王狙う申ジエ、26勝目狙う全美貞にも注目
直近5年で2勝、昨年も調子が上がらない中で7位に入った好相性のボミが今年は不在。となると、筆頭はやはり昨年覇者の鈴木となるだろう。コース形態は鈴木の得意なタイプではないが、現在、パーオンホールでの平均パット数は1位。そして、今年の「ほけんの窓口レディース」で連覇を達成するなどディフェンディングのプレッシャーも苦にしない。気になるのは故障を抱えている左ひざの状態だが、連覇の可能性は十分にある。

対抗はその鈴木を差し置いて昨年の平均パット数(パーオンホール)1位となった申ジエ(韓国)。今年は「全米女子オープン」にも出場せず国内専念。悲願の賞金女王に向けて例年以上に集中している。それだけに、ツアー屈指の高額賞金大会は腕の見せどころ。直近2年間での3勝全てが4日間大会。72ホール決戦との相性の良さも好材料だ。

もう1人、優勝候補として全美貞(韓国)の名前を挙げたい。昨年の平均パット数(パーオンホール)はジエ、鈴木に次ぐ3位。今年も6位とパッティングに衰えを感じない。トータル17アンダーの伸ばしあいとなった一昨年の「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」で優勝するなど、4日間でのバーディ合戦も苦にしない。先週6位タイと状態を上げているだけに注目したい。

【歴代優勝者】
2017年度:鈴木愛
2016年度:イ・ボミ
2015年度:イ・ボミ
2014年度:酒井美紀
2013年度:堀奈津佳
2012年度:服部真夕

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