鈴木愛が4打差5位浮上 連覇&2週連続&メモリアルVに「チャンスはある」

鈴木愛が4打差5位浮上 連覇&2週連続&メモリアルVに「チャンスはある」

女王・鈴木愛 連覇をかけて4打差逆転に挑む(撮影:米山聡明)

<アース・モンダミンカップ 3日目◇23日◇カメリアヒルズカントリークラブ(6,620ヤード・パー72)>

やはりこの人が来た。初日の出遅れが響き、トータル3アンダーの37位で決勝ラウンドにコマを進めた鈴木愛。連覇は厳しい状況と思われていたが、周りが伸ばしあぐねる中「67」と5つ伸ばし、トータル8アンダー・5位タイと一気に優勝射程圏内に入ってきた。


まさにムービングデー。強者のゴルフを見せ付けたが、当の本人の顔はまだ晴れない。「もうちょっとですね。前半も後半ももっと伸ばせた」。予選の2日間よりは“マシ”だというが、依然として厳しい表情を崩さない。

そんな本人の口ぶりとは裏腹に、状態の悪かったパッティングの復調スピードは速い。「昨日まで8割くらい思うように打てていませんでしたが、今は7割くらい良く打てて悪いのは3割くらい。だいぶ減ってきている」。とはいえ、予断を許さない。「良くなっていますが、まだ届かなかったりします。もうちょっとかな」と手放しには喜ばなかった。

首位とは4打差。逆転勝利となれば、04年に不動裕理が記録した史上最速タイとなる出場11試合目での年間5勝目を達成する。2人までの4位タイ以上であれば、2015年のイ・ボミ(韓国)に並ぶ歴代最速タイとなる6月末での1億円突破。さらに、11試合目での1億円突破となれば、16年のボミが持つ出場14試合目を上回る最速記録となる。

「少しですがチャンスはあると思う。パター次第ですね」と不敵に笑う女王。最終日の1組前から虎視眈々と盾を狙う。(文・秋田義和)

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