鈴木愛が史上最少試合数で1億円突破!それでも本人は「課題の残る前半戦」

鈴木愛が史上最少試合数で1億円突破!それでも本人は「課題の残る前半戦」

ツアー史上最速の1億円突破も、鈴木愛の表情は緩まない(撮影:佐々木啓)

<アース・モンダミンカップ 最終日◇24日◇カメリアヒルズカントリークラブ(6,620ヤード・パー72)>

今季絶好調の女王が新たな記録を生んだ。鈴木愛が2位に入り、1584万円を獲得。これで今季の獲得賞金は105,955,000円と、イ・ボミ(韓国)が2016年に記録した出場14試合目を超える、出場11試合目での獲得賞金額1億円突破を果たした。


2人までの4位タイに入れば記録更新となる今大会だったが、初日はイーブンパーの79位タイと出遅れた。「今週は本当に集中力がなくて、いい意味での緊張感がなかった。正直予選落ちるかな、と思っていました」。それでも、2日目に3つ伸ばして決勝進出を決めると、3日目に「67」、最終日にはこの日のベストスコアとなる「66」をたたき出して、終わってみれば首位と3打差まで詰め寄った。

それでも「もっと伸ばせた」というのは偽らざる本音。「やっぱりパターが入りきらなかったですね。思ったところに打ち出せているのに、すべてカップを舐める」と唇を噛む。そんな調子でも、16番で7mを沈めたのを皮切りに上がり3ホールで連続バーディを奪うあたりは、さすが鈴木愛といったところか。

それだけに、最速記録にも浮かれることはない。「記録達成したことはうれしいですが、まだまだ課題の残る前半戦でした。それを消化できれば、もっと勝てると思います。しっかりと練習したいですね」。

見据えるは優勝回数。「前半で4つ勝てたからといって、後半ゼロというわけにはいかない。同じくらい勝ちたい。ここまで好調をキープできているので、こういう年にたくさん勝って実力をもっとアップしたいと思います」。ツアー史上屈指の前半戦成績にも、女王は手綱を緩めるつもりは全くない。(文・秋田義和)

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