青木功会長はプロアマ問題の今後に「ダメだといわれたら責任取ります」

青木功会長はプロアマ問題の今後に「ダメだといわれたら責任取ります」

JGTOの青木功会長は自身の進退をかけ、問題に取り組む決意を口にした(撮影:ALBA)

片山晋呉がプロアマ中にとった行動に対して、参加ゲストが不快な思いをしたとして競技を1ホールで辞めた問題で、日本ゴルフツアー機構(JGTO)と片山晋呉が会見に臨んだ。冒頭、壇上に上がった青木功JGTO会長は経緯説明、処分の発表、調査報告の発表後も、終始神妙な面持ちで記者からの質問に答えた。

大会を主催しているスポンサー、協賛しているスポンサーなど、多くの関係者がゲストとして招かれるプロアマは、他のスポーツには見られないゴルフ界独自の文化。それゆえに、ゲストに不快な思いをさせてはならいという当たり前の規定がありながら、それが守られていないために起こったのが今回の問題だ。今回の件について青木会長はどのように思ったのか。

「会長になって2年半が経ち、選手と一緒になって頑張ってきましたが、このようなことが起きたのは、大変残念でなりません。今後、いろいろな意見は、あえて会長である自分が責任を持って受け止める覚悟でございます」(青木)

自身のツアー改革の柱として、「プロアマの需要性」を1番に説いてきた青木会長。今回の片山の行動によって、世間を騒がす形で大きな注目を浴びてしまったことに対して、そして、スポンサーやゲストに不快な思いをさせてしまったことを重く受け止めた。

「これからはいろんな意味で改革をしていかないといけない部分があります。これから進んでいくということに対して、これを教訓にしてみんなと協力していこうと思います。それによって皆さまの不満があるかもしれませんけれども、選ばれた身として、できる限りのことをやっていこうと思っていますし、これからもっとゴルフ界がよくなるようなことに向かっていこうとしています。私はできる限りのことをやっていきたい。おまえがダメだといわれたら、しっかりと責任を取ります」(青木)

ゴルフ界のために、そして男子ゴルフ低迷からの脱却を期待され、会長職についた青木。今季からは石川遼をJGTO副会長に迎え、改革の推進にギアを上げたはずだったが、思わぬところで足元をすくわれた。余計な注目を浴びてしまった男子ゴルフ。今回の騒動が、日本ゴルフ界のレジェンドの進退問題にも発展しかねない。青木会長の今後の手腕に注目が集まる。(文・高桑均)

<ゴルフ情報ALBA.Net>