【前半戦スタッツ振り返り】グリーン周りの苦難に強いのは急成長中の永井花奈

【前半戦スタッツ振り返り】グリーン周りの苦難に強いのは急成長中の永井花奈

アプローチでスコアを作る永井花奈(撮影:米山聡明)

「アース・モンダミンカップ」を終えて1週間のオープンウィークに入っている国内女子ツアー。前半戦の成績をスタッツを見ながら振り返っていきたい。


たとえグリーンを外しても、アプローチをしっかりと寄せてパーで上がる。いわゆる“寄せワン”はスコアアップのキモといってもいい。これはアマチュアもプロも同じで、リカバリーが大事なのはいうまでもない。

パーオンしないホールでパーからそれよりいいスコアで上がる確率を示すリカバリー率。過去には北田瑠衣、茂木宏美、上原彩子ら、距離が出ないながらもショートゲームによるスコアメイクを得意としていた選手がトップに立ってきたが、近年は傾向が変わっている。

昨年のトップは終盤まで賞金女王争いを演じた申ジエ。2016年は1位がイ・ボミで2位がキム・ハヌル(ともに韓国)。そして今季、ここまで1位に君臨するのは、2位のジエを3ポイント引き離している鈴木愛。巧みな小技がビッグマネーにつながっているのが分かる。

強豪が上位をにぎわす中、前半戦で大健闘を見せたのは永井花奈。昨年の「樋口久子 三菱電機レディス」でツアー初優勝を遂げ、めざましい成長を遂げている永井が3位にランクイン。飛距離を示すドライビングディスタンスは71位だが、絶妙なアプローチでピンチをしのぎ、上位進出を果たしている。

前半戦はトップ10が6回。賞金ランクも11位で折り返した。ツアー2勝目に向けて、美技にますます磨きをかけることができるか。

【リカバリー率ランキング(%)】
1位:鈴木愛 74.3017
2位:申ジエ 71.2871
3位:永井花奈 69.5793
4位:ユン・チェヨン 69.5652
5位:比嘉真美子 68.0672
6位:上田桃子 67.1937
6位:姜秀衍 67.1937
8位:柏原明日架 67.0213
9位:酒井美紀 66.5615
10位:フェービー・ヤオ 66.3677
11位:新垣比菜 65.873
12位:勝みなみ 65.4762
13位:アン・ソンジュ 65.4545
14位:森田遥 65.4275
15位:テレサ・ルー 65.368
16位:藤田さいき 65.3543
17位:吉川桃 65.0943
18位:原江里菜 65.0888
19位:辻梨恵 64.8438
20位:ささきしょうこ 64.8094

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