ツアーデビュー年での“初ホステス”今綾奈は「いい報告したい」

ツアーデビュー年での“初ホステス”今綾奈は「いい報告したい」

ホステスプロの今綾奈が好スタート(撮影:佐々木啓)

<ECCレディス 初日◇4日◇北六甲カントリー倶楽部 東コース(6,483ヤード・パー72)>

7月4日(水)から6日(金)の日程で開催されるステップ・アップ・ツアー第12戦「ECCレディス」。初日は荒天による影響で、スタートが2時間遅れたものの、日没迫る前に全選手がホールアウト。アンダーパーが1人のみと厳しいコンディションのなかスコアが伸び悩む展開となったが、主催のECCとスポンサー契約を結ぶ今綾奈が2打差、3位タイと好スタートを切った。


1番パー5でチップインバーディと幸先のいいスタートを切った今は、3バーディ・4ボギー「73」のラウンド。「風が強かったですが、ショットが曲がる心配はなかったので、マネジメントに集中できました」と上位に位置したことには笑顔を見せたが…、「でも内容はまだまだ詰めが甘いです」と反省を口にした。

2018年シーズンの国内女子ツアーは、勝みなみ、新垣比菜ら黄金世代が存在感を見せているが、今も彼女らと同世代。17年は最終プロテストまで進んだものの、惜しくも合格ならず。2度目の挑戦となる今季は2次を通過し、7月末の最終テストを備える身だ。

17年末のQTでは111位に入り、3月のステップ・アップ・ツアー開幕戦「ラシンク・ニンジニア/RKBレディース」でツアーデビュー。18年の目標は「プロテスト合格を前提に、ステップで勝てる実力をつけたいと思っていました」と意気込んだが、ステップ8試合出場で最高成績は「静ヒルズレディース 森ビルカップ」の19位タイ。「自分の想像よりもできないことが多かった。試合では毎試合課題を見つけている段階です。マネジメントは徐々に向上している実感があり、忍耐力もついてきましたが、グリーン周りにくればくるほど、詰めが甘い」と1打の重みを感じながら成長を期す。

出身は東京都東久留米市で、埼玉平成高校卒業後は、研修生として飯能GCに。朝からお客さんの出迎えをし、キャディの仕事までこなしつつ、同コースで練習に励む。今季こそプロテストに合格し、“自分も!”という思いを持っている。

今大会初日の好発進には、「ここまできたら運もありますが、粘ってやりたい。(契約先に)いい結果を報告したい」と語った今。アマチュア時代に出場した昨年の「ルートインカップ 上田丸子グランヴィリオレディース」では、プレーオフまで進出するも敗れた経験がある。当時は試合後に涙を流し、「プロになって賞金がもらえる優勝をしたいと思います」と語っていたが、その悲願がホステス大会で達成できれば最高だ。(文・標英俊)

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