ジャンボ譲りの攻撃力で勝負、原英莉花の前半戦を調査した

ジャンボ譲りの攻撃力で勝負、原英莉花の前半戦を調査した

ルックスもプレーもビッグな新人!?活躍に期待大(撮影:上山敬太)

<ニッポンハムレディスクラシック 事前情報◇5日◇アンビックス函館倶楽部 上磯ゴルフコース(6,378ヤード・パー72)>

今季前半戦はステップ・アップ・ツアーで2戦2勝。レギュラーツアーでも「サイバーエージェントレディス」で7位タイに入るなど、存在感を見せている原英莉花。ジャンボこと尾崎将司のもとで練習に励む日々を送るが、前半戦の成績によって、9月末までのレギュラーツアー出場権をつかみ、明日開幕する「ニッポンハムレディスクラシック」から後半戦をスタートさせる。


“ジャンボのまなでし”として注目を浴びている原だが、持ち味はなんといっても豪快なショットだ。ドライバーは女子では飛ばし屋の部類に入る250ヤード越えは当たり前。173センチと長身を生かしたダイナミックなゴルフが、早くもファンを引きつけている。加えてそのスタイリッシュかつ明るい振る舞いも人気の1つだ。

勝みなみらと同じ“黄金世代”の1人。すでにツアー優勝を果たしている勝、新垣比菜に続けと、大きな期待が寄せられるが、果たして原の長所は飛距離だけなのか。前半戦のレギュラーツアー出場は8試合。規定ラウンドに達していないため、各部門の順位はついていないが、細かくスタッツを見てみた。

まず、セールスポイントのドライビングディスタンスは251.45ヤードで、これは現在のランキングに組み込むと5位相当。長距離ヒッターといって間違いない。そして、18ホールの平均バーディ数は3.7273で、こちらは数字だけで比較すれば鈴木愛、成田美寿々に次いで3位の数字。パーオン率は71.2121%で4位相当。ショットで攻めてチャンスを作りバーディを奪うスタイルが浮かび上がる。

パーオンすれば、そこからさらに強さを見せる。パーオンホールでの平均パット数は1.7979で15位相当。しっかりと乗せてパットも決めることができているといえる。ところが18ホールの平均パット数は75位相当。リカバリー率は82位相当と、グリーン周りからのパーセーブが上位進出へのカギとなっている。ただし、これは今後の課題として、今は勢いに乗った攻撃を前面に出して戦う。

後半戦の目標は「レギュラーツアーで優勝を目指したい」ときっぱり。先週末から断続的に降り続いている雨のせいで、フェアウェイは水を含みランが出ない。大きなキャリーボールを打つ原のティショットがはまれば、距離も短いコースのため、ビッグスコアも可能だ。「とにかく好き」と話すジャンボのように、スケールのでっかいゴルフでコースをねじ伏せ、衝撃のスコアを出してもおかしくない。(文・高桑均)

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