レギュラーでもシニアでも! ジャンボ尾崎にツアー参戦を望む声は6割以上

レギュラーでもシニアでも! ジャンボ尾崎にツアー参戦を望む声は6割以上

今後の去就に注目が集まるレジェンド・ジャンボ尾崎(撮影:ALBA)

“ジャンボ”の愛称で知られるゴルフ界のレジェンド・尾崎将司。青木功、中嶋常幸との“AON”は、1980〜90年代に一大ゴルフブームを巻き起こしました。


ジャンボは前人未踏のツアー通算94勝を挙げています。国内男子ツアーで25勝以上したプロに与えられる「永久シード」を持つため、レギュラーツアーのほぼ全試合に出場できるんです。ところが今年は、コロナ禍がジャンボの“やる気”を喪失。先日行われた「ダンロップフェニックス」にエントリーをしなかったため、プロになって初めて試合に出場しなかった年となりました。
ツアーだけでなく、当初出場予定だったチャリティイベントも背筋痛を理由に欠場。ジャンボが笑顔で元気にプレーする姿を楽しみにしていたファンにとっては、さみしさの残る一年となりました。

近年はジャンボ尾崎ゴルフアカデミーを立ち上げ、後進の育成にも力を入れているジャンボ。このまま指導者の道に専念する可能性もありますが、ファンはジャンボの状況をどう思っているのでしょう? プレーを見たいのか、指導者として頑張ってほしいのか。ALBA.Net編集部では会員にアンケートを実施しました(総投票数476票、調査期間10月1日〜10月7日)。
■6割以上がプレーする姿を見たい

【アンケート結果詳細】
・シニアツアーでプレーしてほしい (217票・42%)
・レギュラーツアーでプレーしてほしい(116票・23%)
・完全に若手の育成に専念するべき(115票・22%)
・もうレギュラーには出場しなくてもいい(66票・13%)

ジャンボの生涯勝利数は、世界最多の113勝にのぼります。賞金王には12度輝き、そのうち9回は40歳を過ぎてからでした。生涯獲得賞金はダントツ1位の26億8883万6653円。現在2位の片山晋呉とは4億5千万以上の差があり、そう簡単に塗り替えられる数字ではありません。それだけに、ツアーでプレーしてほしいと願う人が65%に及ぶのも納得の結果となりました。

シニアツアー、レギュラーツアー関わらず、プレーする姿が見たいから、「がんばってほしい」とたくさんのエールが寄せられました。「シニアツアーでプレーしてほしい」に投票した人のコメントには優勝の文字が踊ります。技や“ジャンボ節”、“AON対決”が見たいなんて人も。

全盛期をともに戦った“AON”の青木と中島はシニアツアーに参戦していますが、73歳のジャンボ尾崎はレギュラーツアーにこだわり続けています。

しかし、ここ最近はレギュラーツアーを途中棄権することが多く、それについて、「ジャンボ時代の者としてはいつまでもプレーしてほしい。ただ無理してタフなレギュラーツアーに出て棄権するよりシニアツアーで十分」(62歳・男性)と、棄権するならシニアツアーを盛り上げてほしいと考える人が多いことも分かりました。試合に出ないことについても、「試合に出て観客にプレーを見せるのもプロ、それができないのなら引退宣言をするべき」(62歳男性)。

女子に比べて試合数の少ない男子ツアー。棄権するならチャンスを後進にゆずってほしいと考える人がいる一方、「レギュラーツアーでプレーしてほしい」では、出場することで若手への良い影響になると捉える人と様々です。
■今年は指導者としての露出も増えて…

「完全に若手の育成に専念するべき」、「レギュラーツアーに出場しなくてもいい」を選ぶ人には、若手にチャンスを与えてほしい、全盛期との差を感じてしまう、体を労わってほしいなどの思いがあります。

最近はジャンボ門下生の女子プロたちがツアー優勝を飾るなど、“指導者”ジャンボ尾崎として名前を聞く機会が増えました。「世界に通用する有望な若手を是非とも育成してほしい」(61歳男性)という声が出てくるのも当然。ルーキーながら早くも2勝の笹生優花、「日本女子オープン」でツアー2勝目を挙げた原英莉花、たびたび上位争いに顔を出す西郷真央も”ジャンボ一門”のひとりです。

「若い子が一生懸命練習している姿が一番好き。うちにも40数名の生徒がいるんだけど、一生懸命やっている人間が大好き。ちょっと緩んだりしたらカミナリを落とすこともある。そういうことも非常に楽しみな1つだね」。プレーすることや体力面には消極的な発言が目立つものの、本人も選手の育成には意欲を見せています。

果たして来年、ジャンボは試合に出場するのでしょうか。それはジャンボのみが知るところ。仮に裏方に専念したとしても、ジャンボの発言や存在感はメディアに取り上げられるでしょう。どちらにせよ、レジェンドの動向に注目が集まることは間違いありません。