右肩痛でプロアマは途中棄権 キム・ハヌルに“仮病”の疑念

キム・ハヌルがプロアマ戦を途中棄権 ゴルフ5レディスは賞金上位陣が休む異常事態

記事まとめ

  • キム・ハヌルがプロアマ戦に出場も4ホールを終えたところで途中棄権した
  • ゴルフ5レディスは賞金ランク上位陣の内5人が休み、エントリーの8人も欠場する事態
  • "女子プロ泣かせ"で有名なコースのため、欠場や棄権には疑念が持たれているという

右肩痛でプロアマは途中棄権 キム・ハヌルに“仮病”の疑念

右肩痛でプロアマは途中棄権 キム・ハヌルに“仮病”の疑念

痛みを訴えプロアマを途中棄権(C)日刊ゲンダイ

【ゴルフ5レディス】

「賞金ランクのトップが消えたら寂しいですね」

 大会前日のプロアマ戦に出ていたキム・ハヌル(28)が、4ホールを終えたところで途中棄権。冒頭のコメントを発したツアー関係者は欠場を懸念し、顔を曇らせた。

 キムは、「けさ、食事を取っている時に肩から首にかけて違和感があった。トレーナーさんとストレッチをしましたが、会場に来て、ボールを打ってからとても痛くなってきた。枕やベッドが変わったり、寒さなどから痛くなることはあったが、こんなに痛いのは今回が初めてです。当日の朝まで様子を見て(出場は)考えたい」と言った。

 今大会は賞金ランクトップ10の内5人が「お休み」。しかも、エントリーしていた8人も欠場を申し出るという異常事態に加え、この日のキム・ハヌルのプロアマ棄権である。

■女子プロ泣かせのコース

「賞金ランクの上位陣は、次週の日本女子プロ選手権に向けて調整を優先している」という声もあるが、このコースはかつて「女子プロ泣かせ」で有名なコースだったから、欠場や棄権には、ある疑念が持たれているのだ。

 当ゴルフ場は、1994年から97年まで東ハトレディスの開催コースだった。当時の大会主催者だった東ハトの社長は大のゴルフ好きで、国内の女子プロのレベルを上げるためデズモンド・ミュアヘッドに設計を以来。13ホールが池やクリークが絡み、うねりのあるフェアウエー、池とあごの高いバンカー、ポテトチップと称される段差と傾斜がやっかいなグリーン等々は、トーナメントコースとしては非常に難易度が高かった。

「94年に岡本綾子が2アンダーで優勝すると、米国で実績のある岡本の勝利にニンマリし、ゴルフ場の会員資格を与える一方、200億円以上かけたコースを改造しさらに難しくして、『アンダーパーで優勝したら1000万円出す』と豪語。翌95年の優勝スコアは5オーバーまで下がり、96年は7オーバー。50位の選手は26オーバーとボロボロで、多くの選手は『こんなコースでプレーしたくない』とお手上げでした。当時より用具は良くなったし、女子プロのレベルも上がっているとはいえ、難しいコースであることに変わりはない。それが欠場者の多さにつながっているのでしょう」(前出の関係者)

 96年にスタートした今大会は、22回目にして本コースで初開催となる。大会前日は横なぐりの雨が降り、週末の天気もぐずつくもよう。今季3勝で賞金女王を狙うキム・ハヌルは、「病院に行く」と言ってクラブハウスを後にしたものの、悪天候と難コースでスコアもスイングも崩したくないというのが本音ではないか。

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