大御所AOが一番知っている 男子ツアー低迷の根本原因

大御所AOが一番知っている 男子ツアー低迷の根本原因

今平の2勝目はあるのか(C)日刊ゲンダイ

【ANAオープン 2日目】

 海の向こうの米ツアーではプレーオフ第3戦が行われており、全4戦が終わってポイントランク王者になると1000万ドル(約11億円)のボーナスが出る。

 かたや日本ツアーは池田勇太(31)が勝てば、最年少で史上12人目の生涯獲得賞金10億円突破が話題になっている。彼我のスケールの違いをよく物語っている。

 金額だけではない。試合内容そのものが問題なのだ。

 尾崎将司は昔、田中秀道を食事に誘い、「日本人というのは、小さい者が大きい者を倒すのが大好きなんだ」と説教している。

 また青木功は自著「勝負論」(新潮新書)の中で、「超一流選手は勝った翌週の試合での予選通過は当たり前で、むしろ続けて優勝を争う実力を持っており、要は調子の善しあしに関係なく、コンスタントに上位で争える体力や技術、精神力を備えている」と書いている。

 そんな超一流が見当たらないから男子ツアーは盛り上がらないのだ。

 今大会2日目に単独トップに立った今平周吾(24)は165センチと、田中秀道(166センチ)と変わらない。ちなみに5月の関西OPでプロ初優勝を遂げているが、次戦のミズノOPは首位と14打差21位だった。

 永久シード権を持ち、日本ツアーを盛り上げてきた尾崎や青木の貴重な指摘を今平がどのように感じとるのか、それは決勝ラウンドの結果で分かる。


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