ゴルフ賞金王、女王争い大詰め 女子は渋野ら三つどもえ

ゴルフ賞金王・女子は申ジエ(韓国)、渋野日向子、鈴木愛が1億円超えで三つどもえ

記事まとめ

  • ゴルフツアーは賞金王、女王争いが大詰めを迎え、男子は今平周吾が1億円の大台を突破
  • 女子は申ジエ(韓国)、渋野日向子、鈴木愛の3人が1億円超えで、三つどもえの争い
  • 全英女子を制した渋野は賞金ランクでは2位、渋野には史上最年少の賞金女王も懸かる

ゴルフ賞金王、女王争い大詰め 女子は渋野ら三つどもえ

ゴルフ賞金王、女王争い大詰め 女子は渋野ら三つどもえ

【米女子ゴルフ スウィンギングスカート台湾選手権】最終日17番、待ち時間にお菓子をつまむ渋野日向子=台湾・ミラマーGCC(撮影・長尾みなみ) 

 ゴルフツアーは賞金王、女王争いが大詰めを迎えている。男子は今平周吾が3年連続で1億円の大台を突破し、2年連続賞金王に視界が開けてきた。女子は申ジエ(韓国)、渋野日向子鈴木愛が1億円超えで、三つどもえの争いの様相を呈している。今後、高額賞金が続くだけに、1試合ごとの獲得賞金が直接、ランキングを大きく左右しそうだ。(ゴルフ取材班)

 男子は昨季の賞金王、今平がただ一人、1億円の大台を突破している。

 前週は1打差で優勝を逃したが、2位賞金1500万円を加え、チャン・キム(米国)を抜いて賞金ランクトップに躍り出た。今季まだ、1勝しかしていないが、毎回のように上位に入り、確実に賞金を獲得している。「毎試合、優勝を狙って気を引き締めて頑張りたい」と2年連続の偉業に前向きだ。

 前週、中国・上海で開催された世界選手権シリーズ、HSBCチャンピオンズに参加した石川遼はトップとの差を広げられた。2週続いた米ツアー参戦から本来の国内ツアーに舞台を戻し、逆転で2009年以来の賞金王を目指す。

 前週のマイナビABCチャンピオンシップで4年ぶりの優勝を飾った黄重坤(韓国)は3千万円を獲得、いきなり4位にジャンプアップした。27歳は兵役に就く予定という。「今までやったことのない複数回優勝をしたい」と意気盛んで、実現すれば賞金王に近づく。

 残るツアーは5試合。7日開幕の平和PGM(沖縄県PGMリゾート)から4試合連続で賞金総額2億円の高額賞金大会が続き、10位以内の選手は十分、射程圏内。12月に行われる最終戦の日本シリーズJTカップ(東京よみうり)まで目が離せそうにない。

 女子はすでに3人が1億円の大台を突破し、今季も高レベルの戦いになっている。

 前週、2位に入った申が704万円を獲得、総額を1億3269万8732円とし、2位の渋野との差を約1500万円に広げた。昨季は国内四大大会で3勝しながら、同じ韓国のアン・ソンジュに及ばず、賞金ランク2位。今季はすでに3勝し、「賞金女王」に照準を絞っている。申は過去、韓国と米国で賞金女王に輝いており、日本でも賞金女王になれば3カ国目の偉業になる。

 全英女子を制した渋野は国内3大会で優勝し、賞金ランクでは2位につける。前週は2度目の米ツアーとなるスウィンギングスカート台湾選手権に出場したため、“足踏み”をしたが、十分、逆転圏内にいる。

 渋野には史上最年少の賞金女王も懸かる。現在の記録は2007年に上田桃子が達成した21歳156日。渋野が今季最終戦最終日時点の年齢は21歳16日で、記録達成なるか。

 2017年の賞金女王の鈴木愛は前週の樋口久子・三菱電機レディースを制し、日本勢で史上2人目となる4年連続で1億円の大台に乗せた。左手親指痛も快方に向かっており、今後の巻き返しに注目だ。

 国内女子ツアーは残り4大会。8日から始まる日米ツアー共催のTOTOジャパンクラシック(滋賀県瀬田)は賞金総額1億6500万円。畑岡奈紗ら米ツアーを主戦場とする選手も多数参戦する。

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