勝みなみが日本女子オープン連覇。アントニオ猪木氏の言葉を胸に刻み「今できることだけを考えていた」

 黄金世代の旗手・勝みなみが、史上3人目となる日本女子オープン連覇を達成した。

 今季2勝目、ツアー通算8勝目(アマチュア時代の優勝も含む)を、千葉・紫CCすみれコースで開催された女子ゴルファーの頂点を決する舞台で飾った。シーズンも終盤に差し掛かっていくが、開幕前に掲げていた「年間3勝」を改めて公言し、12月には米ツアーの最終予選会(QT)に挑戦することも表明した。

「(2018年のツアー本格参戦以来)年間2勝が最高ですから、あと1勝、必ずどこかで。(米ツアーの最終予選会は)9月中旬ぐらいに決断しました。簡単ではないと思うんですけど、チャレンジャーのつもりで行ってこようと思います」


日本女子オープンで大会史上3人目の連覇を果たした勝みなみ

 最終ラウンドに向かう車中では、いつもの『アンパンマンのマーチ』ではなく、前日に亡くなったアントニオ猪木氏が1998年の引退試合で披露した、『道』を朗読する動画を流した。

「(猪木ファンの)母はいつも号泣していて、私も携帯に保存してあるんですけど、見る度に自分のことを言われているみたいで、ウルッときてしまう」

『道』には「迷わず行けよ 行けばわかるさ」という有名なフレーズがある。「今日のラウンド中もずっとそのことを考えていた」と、勝は振り返った。

 首位の申ジエとは3打差の通算1オーバー、3位タイで最終日に臨み、7番から3連続バーディーを奪うなど、前半だけでスコアを5つ伸ばした(ノーボギー)。さらに、10番では7mのパーパットを沈め、ガッツポーズで会場を沸かせた。

「3連続バーディーのあとにボギーを打ってしまうと、流れが止まってしまう。でも、アプローチで失敗してしまって、距離を残してしまった。もう一度、流れを作り直そうと開き直ったパットが入ってくれたので、思わず手が上がっちゃった(笑)」

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