湘南学院V3 サッカー女子全日本高校県予選

 サッカー女子の全日本高校選手権県予選最終日は19日、横須賀市の湘南学院高で決勝と3位決定戦が行われ、3年連続で同じ顔合わせとなった決勝は湘南学院が星槎国際を3−2で下し、3連覇を果たした。

 湘南学院は1−2の後半30分にFW土山桃香(2年)のゴールで追い付き、4分後にも土山が右足で決めて逆転した。

 両校は11月12、13、19、20日にかもめパークなどで行われる関東大会に出場。上位7チームが得る全国大会出場権を目指す。

 3位決定戦は藤沢清流が翠陵を4−0で破った。

◆闘争心前面に雪辱
 雪辱に懸ける思いが湘南学院イレブンの原動力だった。1−2から残り10分で2点を奪い、逆転で3連覇。県総体決勝で敗れた星槎国際を下す殊勲の2ゴールを決めた2年生FW土山は「みんなで苦しい練習を乗り越えてきた。全員で戦い切れた」と喜びに浸った。

 立ち上がりから全開で相手のパスワークを寸断した。速く強いプレスをかけ続けてミスを誘い、奪えば積極的にゴールへ。後半26分に勝ち越されたが、4分後に混戦から土山が蹴り込んで追い付き、さらに4分後だ。

 GK後藤のキックが弾んでDFラインの裏に抜けたところに、抜け目なく走り込んだ。高校入学直前に左足のくるぶしを骨折し、1年間を棒に振ったストライカーは「チームの役に立ちたい」という気持ちを乗せ、ゴールマウスを射抜いた。

 県総体は2年連続で2位。インターハイ出場を逃した木村みき監督(36)は「長い夏だった。一人一人のサッカーに対する気持ちを整理してきた」という。「主将のMF白井は「走り負けない、気持ちで負けないことがモットー。勝つことしか考えなかった」と闘争心を誇った。

 神奈川女王として迎え撃つ地元開催の関東大会に向けて意欲はたぎる。土山は「全員で1勝、1勝として優勝したい」と力を込めた。