W杯・勝利の陰で「致命的ダメージ」日本サッカーの悲劇

W杯・勝利の陰で「致命的ダメージ」日本サッカーの悲劇

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サッカーのワールドカップ・ロシア大会(W杯)で日本代表がコロンビア代表と日本時間6月19日に対戦し、2-1で勝利を収めた。西野朗監督は次のセネガル戦に向け気を引き締めつつも「選手が良くやってくれた」と笑顔を見せた。



しかし、日本のサッカー関係者は、その裏で敗北的なダメージを受けていた。


「W杯は“売り込みの場”という一面を持っています。ヨーロッパの各国では9月からリーグ戦が始まる。選手はより高い契約を目指してW杯で活躍しようとします。また、各国のサッカー協会やクラブは新しい監督を探しています。非公式を含めて何人かの候補者に、もう会っているか、あたりを付けているはずです」(専門誌記者)


西野監督はバヒド・ハリルホジッチ前監督の突然の解任があったので、次のW杯を目指す新体制までの暫定的な監督という見方が広まっている。日本サッカー協会(JFA)の関係者もヨーロッパで実績を収めた“次期監督候補”の絞り込みに入ったとされるが、状況は厳しいという。


「JFAがハリルホジッチ氏をあいまいな理由で解任したためです」(同・記者)


いま、ヨーロッパでは「不可解な解任をされるようなサッカー協会の下で監督はできない」と認識されている。監督の担い手がいなければ、事によっては西野監督の続投案も出てくるだろう。


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日本が世界のサッカーの変化に取り残されないために

「日本代表はグループリーグ最下位で敗退、というのが大方の予想でした。しかしFIFAランキング61位の日本が16位のコロンビアに勝ってみせたため、今後の試合結果にも期待を抱く人が増えています。もしも決勝トーナメント進出なんてことになったら、西野監督の続投という話も現実味を帯びるでしょう。でも、海外の代表チームとの親善試合を組むにあたっては、それなりの知名度を持つ外国人監督でなければ交渉しづらい。年々変化する国際サッカーの潮流に戦術を合わせることができ、海外のサッカー関係者に人脈を持つ監督を招聘できないと、日本代表はこのW杯以降で取り残される存在になってしまいます」(スポーツ紙記者)


1996年のアトランタ五輪でブラジルを破り、グループリーグ3戦で2勝しながらも得失点差が響いてチームを決勝トーナメントに導けなかった西野監督。今回はどうなるのか。そして、世界のサッカー指導者に対して日本代表チームを率いてみたいとアピールできるだろうか。


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