絶対不利の西野ジャパン…ロシアW杯初戦、コロンビアは4年前より強力になっていた!?

絶対不利の西野ジャパン…ロシアW杯初戦、コロンビアは4年前より強力になっていた!?

前回ブラジルW杯ではベスト8。日本もボッコボコにやられました

初戦を制するものがグループリーグを制す!

西野ジャパンの下馬評は「勝ち目ナシ」。でも、難敵コロンビアにも、つけ入る隙はある…はずだ!!

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われらが西野ジャパンがいよいよロシアW杯の初陣を迎える。

W杯において、初戦の持つ意味は大きい。ことに日本のようなグループ最弱と見なされる国の場合、勝利できれば言わずもがな、引き分けて勝ち点1でも手にできれば、チーム全体に勢いが生まれるからだ。

今回、その第1戦で激突する相手は、前回ブラジルW杯のグループリーグで日本に4−1と完勝し、ベスト8入りを果たしたコロンビアだ。

サッカージャーナリストの後藤健生(たけお)氏が語る。

「ブラジルW杯得点王のハメス・ロドリゲス(バイエルン・ミュンヘン)、爆発的なスピードを誇るサイドアタッカーのクアドラード(ユベントス)ら4年前のメンバーが多く残っているだけでなく、ケガでブラジルW杯を欠場したエースストライカーのファルカオ(モナコ)が復帰。さらに前回W杯から継続して名将ペケルマンが指揮を執っているので、チームの熟成度も上がり、4年前よりもっと強いと見るべきでしょう」

4年前に惨敗した相手が、さらに強くなって初戦で待ち構えているというのか…。となるともう手も足も出ないのでは? あの猛攻をどうやってしのげばいいのだ?

「クアドラードは長友がインテル時代に何度もマッチアップし、互角以上に渡り合っていましたから、たぶん抑えられる。ファルカオには槙野がつくのでしょうが、槙野はこのところ自身のファウルでピンチを招いたり、失点につながるFKを取られたりしている影響で体をぶつけるのを怖がり、マーク相手を少し離してしまっているのが心配です。彼がどこまでファルカオにぴったりつけるかがカギになるでしょうね」(後藤氏)

そしてなんといっても、問題は神出鬼没のハメスだ。

「山口あたりを入れてマンツーマンで張りつけるか、いっそのこと3バックにして吉田と槙野でハメスとファルカオを見て、つき切れない分はスイーパーの長谷部がカバーするか…。でも3バックは壮行試合のガーナ戦で機能しなかったので、西野監督の悩みどころ。いずれにしても、今の日本がコロンビアをゼロに抑えるのは無理です。1失点は織り込み済みぐらいに割り切って臨むべきでしょう」(後藤氏)

もちろん、DF陣だけでコロンビアを止め切ることなどできない。

サッカージャーナリストの西部謙司氏が言う。

「中盤には5人を並べたいですね。左から乾、大島、長谷部、柴崎もしくは山口、原口。前線からひとりが降りてきて守るより、最初からピッチの横幅を5人で埋めたほうが前へ出て守れるので、強いプレッシャーをかけられる。そしてDFラインは上げすぎず、下げすぎず、ミドルゾーンでボールを奪ってショートカウンターを仕掛けるのが基本戦術になるでしょう」

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(撮影/EPA=時事)

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