シャラポワばりの美人やアジア系まで…ロシアW杯、気になる現地の美女率は?

シャラポワばりの美人やアジア系まで…ロシアW杯、気になる現地の美女率は?

ロシア人女性と記念撮影をするアルゼンチンサポーター

ロシア料理といえば、ピロシキだろうか。

オーブンで焼くか油で揚げたパンにひき肉、レバー、卵、魚、ポテト、チーズ、ジャムなどあらゆるものを包む。ひとつ、100円前後。ロシア人にとっては、日本人のおにぎりのような位置付けなのかもしれない。

何かを入れて焼く、揚げる、というのがロシア人は基本的に好きなようだ。筆者が鶏肉のフライと思って買ったら、肉の中にはおかずが挟まれていた。ささみチーズカツのような感覚に近いだろうか。味付けは控えめで主張が少ない分、日本人も好き嫌いなく食べられるだろう。

少し困るのは、ロシア語が話せない限り、ピロシキの中身に何が入っているかわからない点だ。それはまさに、ロシアという国そのものにも思える。感じは決して悪くはないが、中身はなかなか見えないところがある。

そもそも、ロシアW杯に挑むロシア代表の正体が計り知れない。大会開幕前までテストマッチは勝てない試合が続いた。海外組がほとんどおらず、国内組で主力は固められた陣容。列強国と比べると明らかに非力で、もしW杯欧州予選を戦っていたら、敗退を余儀なくされていただろう。

しかし、開幕戦ではサウジアラビアに5−0で大勝し、続くエジプト戦でも勝利。最高のスタートを切っている。

にも関わらず、盛り上がりに欠ける。かつてのアレクサンダー・モストボイのように、チームの顔になるエースがいないせいだろうか。

もっとも、大会の熱気は着実に人々に伝わっているはずだ。

例えば、大会4日目、最大の番狂わせが起こったドイツ対メキシコ戦。1−0で金星をあげたメキシコ人サポーターたちはスタジアムからの帰り道、大声で歌い、騒ぎ、幸せな日を祝福している。スタジアム最寄りの地下鉄の構内はお祭り騒ぎだった。

「世界王者を倒したんだ。メキシコ人にとって、6月17日は記念すべき日になるぞ」

独特な帽子を被ったメキシコ人サポーターが大声をあげると、それに大勢の同胞たちが呼応した。

この騒ぎに鼻白むロシア人も少なからずいるのだろう。しかし、サッカーの熱は人の心を動かす。メキシコ人の陽気で幸せそうな表情は空気を変えるかもしれない。

モスクワからサランスクへ到着。宿泊するアパートメントからは、公園でボールを追う少年たちを見かけた。とても熱心で、W杯の影響なのだろうか…夜8時になっても日が暮れないロシアで、ボールを蹴り続けていた。

「ロシア代表選手で誰が好き?」

そう聞こうと思ったが、やめた。ユニフォームがアルゼンチンで10番だったからだ。

見えない大国、ロシアというピロシキの“具”はなんなのだろうか?

ロシアは120もの異なる民族が暮らす国だけに多様性を内包している。道行く人々も北欧、東欧、中央アジアなど様々な人種が混ざる。何しろ16世紀に250年間ほど続いたモンゴルの支配から脱して、ようやく国として歩み始めたばかりだ。ロシアとは何か、という実状はわかりにくい。

しかし会話が成り立つと、意外にも気さくで親しみやすい人が多かったりする。例えば、モスクワ市内で拾ったタクシーの運転手はグーグル翻訳を使ってひたすら下ネタを連発。どこか打ち解けるところがあった。

「ロシアの女の人は体が暴れています。綺麗な女の人に会うチャンスがあります。そのためには1万ルーブルが必要です」

機械翻訳の無機質でヘンテコな日本語の音声アナウンスが流れ、運転手は嬉しそうに笑った。その姿はどこにでもいるおじさんという感じだ。言葉が通じないと厳しい顔同士になりがちだが、正体はそんなものなのかもしれない。

そして気になる美女率だが、かなり高い。ロシア人トップモデルのサーシャ・ピヴォヴァロヴァのように真っ白な肌に金髪で青い目ですらりと手足が長く、スタイル抜群の女性を見かける。精巧な人形のような美しさである。

かと思えば、テニスのマリア・シャラポワのように肉付きの良い表情豊かな美女もいるし、タタール人と欧州圏の人々が混ざり合って、目鼻立ちがくっきりとした女優の山本美月に似たアジア系女性もいる。混沌とした複合民族国家ならではだ。

モスクワでの滞在6日間。まだまだ短いが、感じの悪いロシア人はいない。人口30万人のサランスクでは日本人が珍しいのか、がっつりのロシア語で親しげに話しかけてくる。

国の実態の詳細はわからないが、ピロシキは試してみる価値はあるだろう。

「ヤポンスキ!」

スタジアムからの帰り道、ロシア人たちが日本人を応援してくれる。ロシアに足跡を残した。勝手にそんな気になった。

大会はまだまだ序盤戦、これからが佳境である。

(取材・文/小宮良之 写真/JMPA)

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