FC東京、2トップが負傷交代も何とか追いつきドロー…最終節の逆転優勝に望み

FC東京、2トップが負傷交代も何とか追いつきドロー…最終節の逆転優勝に望み

FC東京はD・オリヴェイラと永井が負傷交代するも、辛くも勝ち点1を掴んだ [写真]=J.LEAGUE

 30日、明治安田生命J1リーグ第33節が行われ、FC東京と浦和レッズが対戦した。

 前節、横浜F・マリノスに首位を明け渡した2位FC東京は、勝ち点差1からの逆転優勝へ負けは許されない状況。また、未だJ1残留が確定していない浦和は、優勝を逃したACL決勝以来となる公式戦で勝利を目指す試合となった。

 序盤は、FC東京が素早い攻守の切り替えから浦和を押し込んでいく。6分、センターサークル付近でボールを受けたMF三田啓貴が、相手のディフェンスライン裏へスルーパス。走り込んだFWディエゴ・オリヴェイラがペナルティエリア右からシュートを放った。しかし浦和のGK西川周作が好セーブを見せる。8分には、再び三田のスルーパスに抜け出したFW永井謙佑がシュート。しかし今度は、DF鈴木大輔が身体を張ったブロックを見せた。

 ペースを握っていたFC東京だが、33分にアクシデント。チーム得点王で、この試合も攻撃を牽引していたD・オリヴェイラがDF山中亮輔と交錯し、右脚を負傷した。D・オリヴェイラは足を引きずりながらピッチを後にし、プレーは再開。

 FC東京の“背番号9”がピッチに戻った後、スコアは動いた。39分、右CKからショートコーナーを選択した浦和はパスをつなぎ、ペナルティエリア手前の右から山中が強烈な左足シュート。一度GK林彰洋がなんとかセーブしたものの、こぼれ球をMFマルティノスが押し込んだ。アウェイの浦和が先制する。

 その直後、D・オリヴェイラがピッチに座り込み、FW田川亨介と交代。D・オリヴェイラは涙を浮かべながらピッチを後にした。前半は、このまま浦和が1点リードで折り返す。

 迎えた後半、FC東京をさらなるアクシデントが襲う。55分、ドリブルで相手のペナルティエリアに進入した永井が、相手DFと接触し右肩を負傷。MFナ・サンホと交代となり、ここまでチームを引っ張ってきた2トップがピッチを離れることになってしまった。

 ただ、苦しい状況となってしまったFC東京にも、ついに得点が生まれる。69分、左CKからこぼれ球に反応したナ・サンホが右足でシュート。これは西川にセーブされるが、最後は田川が左足で押し込んだ。1−1の同点となる。

 しかしこの後、両チームは交代カードを使い切る一進一退の攻防を見せるも、結局スコアは動かず。試合は1−1の引き分けで幕を閉じた。

 同時刻で試合を行なっていた首位の横浜FMは川崎フロンターレに4−1で勝利したため、FC東京との勝ち点差は3に。次節、横浜FMとの直接対決を迎えるFC東京は、2位からの逆転優勝へ望みを繋いだ。

 一方、J1残留確定が最終節にまで持ち越しとなった浦和は、次節ホームでガンバ大阪と対戦する。

【スコア】
FC東京 1−1 浦和レッズ

【得点者】
39分 0−1 マルティノス(浦和レッズ)
69分 1−1 田川亨介(FC東京)

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