「134年で最も困難な時期の1つ」…アーセナル、経営陣の給与削減や従業員の給与保証を発表

「134年で最も困難な時期の1つ」…アーセナル、経営陣の給与削減や従業員の給与保証を発表

アーセナルが経営陣の給与カットなどを発表 [写真]=Getty Images

 アーセナルは15日、経営陣の給与一部カットや従業員への給与保証をクラブ公式サイトで発表した。

 クラブは声明で、「サッカーの中断とウイルスによる世界規模の経済的影響は、我々の多くの収入源を止め、リスクにさらしています」と新型コロナウイルス感染拡大によるクラブの経済的打撃について言及した。

「この危機が過ぎ去り、正常な日々が戻ってくることをわかってはいますが、確信を持ってその時期を知ることはできません。潜在的な財務への影響は大きく、責任を持って、今後数カ月で起こりうることからアーセナルを最善を尽くして守るために今行動しなければいけません。はっきりしていることは、我々の134年近い歴史の中で、最も困難な時期の1つであるこです」

 この危機的な状況の対策として、クラブの経営陣は今月の初めに「今後12カ月の報酬の3分の1以上を放棄すること」を申し出たという。さらに、イギリス政府の一時帰休制度(従業員の給与の80パーセント、1人あたり月額最大2500ポンド/約34万円を補償する制度)を使わないことや、試合日などに働く非常勤スタッフへの給与支払いを発表した。

「私たちは従業員に対して、解雇を検討していないことを明確にし、彼らの安心や仕事、給与を守ることに完全に焦点を置いています。我々の全従業員は給与全額を受け取っており、現段階で政府の一時帰休制度を利用する意向はありません」

「従業員に加えて、非常勤スタッフへの支払いも4月末から5月末まで延長します。試合日のスタッフには、延期となったプレミアリーグ4試合分の給与が支払われ、再開後の代替試合で働いた場合にも再度給与を支払います」

 また、トップチームの選手たちが首脳陣からの給与カットの提案を拒否していると報じられているが、声明では「生産的で継続的な話し合い」が行われているという。

「この10日間で、今後の財政的問題やそれに向けた計画について選手たちと話し合いを行ってきました。我々の選手たちが適切な方法でどうクラブを支援するかについて、生産的で継続的な話し合いです。非公開の話し合いが完結するまで、この件について今も今後もコメントするつもりはありません」

 なお、2019−20シーズンの延期された試合のチケットについては、再開後に使用可能となるようで、シーズン中止や無観客での再開となった場合は来シーズンのチケット代に割り当てるか返金されるという。

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