5歳のリーズファン、手紙でブライトンと移籍交渉「僕もお金を出すから…」

5歳のリーズファン、手紙でブライトンと移籍交渉「僕もお金を出すから…」

リーズファンが完全移籍を望むベン・ホワイト [写真]=Getty Images

 とあるリーズのファンの少年とブライトンによる手紙のやり取りが話題を呼んでいる。18日、イギリスメディア『BBC』が報じた。

 リーズは今季のチャンピオンシップ(イングランド2部)で開幕から好調を維持し、第37節が終了した時点で勝ち点「71」を獲得して現在首位。2003−04シーズン以来となるプレミアリーグ復帰を射程に捉えている。チームの好調を支えているのは、昨夏にブライトンから1年間の期限付き移籍で加入した22歳のイングランド人DFベン・ホワイトだ。ここまで公式戦全試合出場を果たし、リーグ最小失点の守備を支えている。

 そんなホワイトの獲得には、リヴァプールなどのビッグクラブが関心を示しているが、当然リーズも完全移籍での買取を目指しており、それはファンの総意でもあるようだ。リーズを応援する5歳のダニエル・オートン君は、ホワイトの保有権を持つブライトンに宛てて、次のような直筆の手紙を送った。

「この手紙は、現在ローンで僕たちの仲間になった、あなたたちが保有する選手に関するものです。件の選手は、僕のお気に入りの選手であるベン・ホワイトです。もし可能であれば、どうか、どうか、お願いだから今季終了後にベンを僕たちに買わせてくれませんか?僕のブタの貯金箱の中身を数えたら、15ポンドと7ペニー(約2019円)入っていたので、それが助けになればと思います」

 これに対し、ブライトンのチーフ・エグゼクティブ兼副会長を務めるポール・バーバー氏が送った返信の内容は次の通り。

「心のクラブを助けるために全財産を投じようとする君の姿勢は素晴らしいものです。そして君は、(選手の素質を見抜ける)明らかに優れた目を持った若い才能です。もしかしたら、将来はスカウティング業が君の仕事かもしれません!」

「私たちは君からの真摯なオファーに値する真剣な検討を行いました。しかし、私たちのグラハム・ポッター監督とダン・アシュワースTD(テクニカル・ディレクター)はともに、ベンが私たちの将来に欠かせない存在だと考えています。そのため、現時点でベンをリーズに売ることはできません」

「しかしながら、ダニエル、私たちに手紙を書く時間を割いてくれたことに改めて感謝します。再びサッカーをプレイし、観戦できるようになったとき、君と君の家族、そして、リーズ・ユナイテッドに関わるすべての方が幸福であれば幸いです。そして、君と君の家族が安全・健康であることを願っています」

 ダニエル君とブライトンによる移籍交渉は残念ながら破談に終わったが、リーズのオーナーを務めるアンドレア・ラドリッツァーニ氏もこのやり取りに反応。同氏は自身の公式Twitterを通じて、「素晴らしい仕事だよ、ダニエル!是非ともクラブに加わって、放課後にビクター・オルタ(リーズのフットボール・ディレクター)を助けてあげてください:-)私たちは君のオファーを強化してバーバー氏のところへと戻るつもりだよ」とホワイト獲得に尽力することを約束している。

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