マンU、CEOが今夏の大型補強を否定「“いつも通りのビジネス”は存在しない」

マンU、CEOが今夏の大型補強を否定「“いつも通りのビジネス”は存在しない」

マンチェスター・Uの強化担当も務めるウッドワード氏 [写真]=Getty Images

 マンチェスター・Uのエド・ウッドワードCEO兼副会長が、今夏の移籍市場に言及した。24日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 マンチェスター・Uは今夏の移籍市場でビッグネームの獲得が噂されており、トッテナムに所属するイングランド代表FWハリー・ケインやドルトムントに所属する同国代表FWジェイドン・サンチョらが獲得候補に挙げられている。前者は2億ポンド(約266億円)、後者は1億3000万ポンド(約173億円)の移籍金が生じるとされ、ファンはクラブの動きに期待を寄せていた。

 しかし、ウッドワード氏は今夏の移籍市場でビッグネームの獲得に動く可能性を否定。新型コロナウイルスの感染拡大によってチケット収入などを失ったなか、移籍市場に巨額の資金を投じるのは非現実的だと語った。

「サッカーに関わる人々が直面している困難の規模に関して幻想を抱くべきではないし、私たち自身を含めて今夏の移籍市場に“いつも通りのビジネス”は存在しないだろう。私たちの優先事項はいつでも“チームの成功”だが、日常に戻ることについて話す前に、再開時期や財務状況など、業界全体が受ける影響を可視化する必要がある」

「誰もがパンデミック下での経済的現実に取り組んでおり、それは私たちも同じだ。危機が続くほど、私たちも含めたすべてのクラブに大きな影響がある」

 一方、マンチェスター・Uは新型コロナウイルスの影響が広がるなか、その資産を社会貢献に活用している。マンチェスター・Cと共同で地元の慈善団体に10万ポンド(約1330万円)の寄付を行ったほか、今月6日には950名のクラブスタッフに対して、政府の一時帰休スキームなどを使わず、6月1日まで給与を全額補償することを約束した。

 ウッドワード氏は「パンデミックが続く限り、私たちは支援が必要な人たちを支えるより多くの方法を模索し続ける。社会的責任を果たすために成功した私たちのビジネスの役割を認めることは重要だ」と語り、クラブが今後も社会貢献を行うことを約束している。

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