ギリシャの名門オリンピアコス、2部降格の可能性…オーナーが6試合で八百長に関与か

ギリシャの名門オリンピアコス、2部降格の可能性…オーナーが6試合で八百長に関与か

八百長疑惑に揺れるオリンピアコス [写真]=Getty Images

 ギリシャ1部のオリンピアコスは、八百長疑惑により2部降格と罰金の処分を科される可能性があるようだ。24日、スペイン紙『アス』がギリシャメディア『SDNA』を引用して報じた。

 今回問題となっているのは、過去にも八百長疑惑の調査が行われた2015年2月のオリンピアコス対アトロミトス(2−1)戦を含む、2014−15シーズンのギリシャ・スーパーリーグの6試合だ。オリンピアコスのオーナーを務めるエヴァンゲロス・マリナキス氏が、ギリシャサッカー連盟のセオドロス・クリディス氏やゲオルギオス・サリス氏らとともに、恐喝や不正行為によって結果の操作を試みたと疑われている。

 検察からの起訴の対象となっている6試合には、オリンピアコスが関わった3試合、オリンピアコスと優勝を争ったパナシナイコスの1試合のほか、残留争いをしていたチームの試合も含まれている。2014−15シーズンのリーグ戦は、オリンピアコスがパナシナイコスに勝ち点差「12」をつけて優勝していた。

■起訴の対象となった6試合
アステラス・トリポリス 0−0 オリンピアコス(2014年11月1日)
ヴェリア 4−1 OFI(2015年1月17日)
エルゴテリス 3−3 カロニ(2015年1月19日)
ヴェリア 0−2 オリンピアコス(2015年2月1日)
オリンピアコス 2−1 アトロミトス(2015年2月4日)
OFI 1−0 パナシナイコス(2015年2月15日)

 マリナキス氏は公聴会の場で、上記6試合に関与していなかったことを証明しなければならない。『アス』によると、マリナキス氏の有罪が確定した場合、マリナキス氏はスポーツ界から永久追放されることになり、オリンピアコスには300万ユーロ(約3億5000万円)の罰金と2部降格の処分が下される模様だ。なお、マリナキス氏はイングランド2部ノッティンガム・フォレストのオーナーも務めている。

 オリンピアコスは国内最多44度のトップリーグ優勝回数を誇り、1959−60シーズンのスーパーリーグ創設以降一度も2部に降格したことがないクラブの一つでもある。ギリシャ随一の名門は、その歴史に汚点を残すことになってしまうのだろうか。

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