チェルシー、選手は給与カットなしで慈善活動で支援へ…政府制度も利用せず

チェルシー、選手は給与カットなしで慈善活動で支援へ…政府制度も利用せず

チェルシーの選手たちは慈善活動を続けるようだ [写真]=Getty Images

 チェルシーの選手たちは給与カットではなく、代わりに慈善目的の支援を続けることが決まったようだ。クラブが25日に声明を公式サイトで発表した。

 チェルシーでは新型コロナウイルス感染拡大による経済的影響を受け、給与カットの話し合いが行われ、選手たちは給与10パーセント削減を受け入れるのではないかと報じられた。

 声明では、「男子トップチームと広範囲に及ぶ話し合い」を行ったが、「現段階でチームはクラブへの財政支援を行わず、代わりにクラブの首脳陣は彼らに他の慈善活動への支援に力を注ぐように支持しました」と発表。選手たちは給与カットでクラブを支援するのではなく、新型コロナウイルス対策の慈善活動を続けるという。

「チームがクラブのコミュニティ活動への支援だけではなく、それぞれの母国での慈善活動や、NHS(イギリス国営医療サービス)を支援する『#PlayersTogether』の活動によって、彼ら自身の役割を果たしてくれていることに感謝しています」

 また、「この危機が進展する中で、クラブは男子トップチームと財政支援についての話し合いを続けていきます」とコメントしており、今後の状況次第では給与カットの措置が取られる可能性もあるようだ。

 プレミアリーグでは今月3日に全クラブが選手たちと年俸30パーセントに相当する給与カットや支払延期について話し合うと発表。しかし、イングランドサッカー選手協会(PFA)は納税額が減ることを憂慮して反発し、8日に選手主導の取り組みとして、新型コロナウイルス対策支援の基金『#PlayersTogether』を設立していた。

 さらに、クラブはイギリス政府の一時帰休制度(従業員の給与の80パーセント補償する制度)を利用しないことを発表。従業員の解雇や一時帰休の措置をとらず、給与も100パーセント支払うという。試合日のスタッフなど非常勤の従業員についても、6月30日まで給与を補償するようだ。

 その他、3月18日に敵地で行われる予定だったチャンピオンズリーグのバイエルン戦が延期となったことで、遠征費が無駄になった3800人のサポーターに対して、旅費や宿泊費として1人最大350ポンド(約4万7000円)を補償するという。

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