ファン・ダイク、成功への飽くなき欲求を語る「僕の旅はまだ終わっていない」

ファン・ダイク、成功への飽くなき欲求を語る「僕の旅はまだ終わっていない」

ファン・ダイクが自身のキャリアについて語った [写真]=Getty Images

 リヴァプールに所属するオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが、キャリアの“これまで”と“これから”について語った。11日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えた。

 現在28歳のファン・ダイクは、1997年に地元ブレダのWDS’19に入団し、4年後にヴィレムUの下部組織に加入。2010年に移籍したフローニンゲンでプロキャリアをスタートさせた。同選手はその後、セルティックとサウサンプトンを経て、2018年1月にDF史上最高額の移籍金7500万ポンド(当時レートで約114億円)でリヴァプールへと完全移籍を果たした。リヴァプールでは2018−19シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)優勝に貢献し、個人賞として2019年のUEFA年間最優秀選手賞とバロンドール2位を受賞した。

 ファン・ダイクは『スカイ』の解説者ジェイミー・レドナップ氏とのインタビューを通じてキャリアを振り返り、これまでに経験した苦労や成功、今後の目標について語った。

■オランダ時代

「ヴィレムIIの下部組織では10年間プレーした。16歳の頃、アカデミーの次カテゴリーに進めない寸前だったんだ。僕はほとんどの時間をベンチで過ごしていた。夏に(身体が)急成長してからは、すべてが順調に進んだよ。僕はフローニンゲンへ移籍したけど、それは僕が選手として、そして男の子から男性へと成長するための素晴らしいステップだった。初めての一人暮らしはとても楽しかったし、クラブは良い時期を過ごしていた」

「できるだけ早くデビューしたかったから、もっと頑張らなきゃいけないと感じていた。僕は当時、運転免許を持っておらず、毎日自転車に乗らなければならなかった。大変だったけど、起こったすべての小さな出来事が、僕を今の僕にしてくれた」

■セルティック時代

「セルティックは(オランダとは)まったく異なる環境で、異なる言語を使用していた。セルティックはビッグクラブだよ。人々はいまだにその規模を過小評価している。僕はそこで欧州大会と素晴らしい2シーズンを経験し、サッカーと人生について多くを学んだ。ヨーロッパの夜は素晴らしいものだったし、僕は特定のストライカーに対処する方法について多くを学習したよ」

「スコットランドのプレミアシップは世界で最も難しいリーグではない。でも、誰もがセルティックの勝利を期待するリーグだ。ヴィレムIIとフローニンゲンは勝利を期待されたチームではなかったから、それは僕にとって新たに対処すべき課題だった。リーグ優勝は、僕が若い頃に経験したことのないものだったし、僕の成長にとってセルティックに移籍することは非常に重要だった」

■サウサンプトン時代

「サウサンプトンへ移籍した主な理由は(同胞の)ロナルド・クーマン監督だった。ドゥシャン・タディッチやヨルディ・クラーシ、グラツィアーノ・ペッレらの名前を知っていた。当時の僕たちは素晴らしいチームで、移籍初年度(2015−16シーズン)は記録破りのシーズンだったはずだ(※サウサンプトンは勝ち点『63』で6位フィニッシュ。クラブのプレミアリーグ史上最高順位と勝ち点記録を更新)。僕はすべての目標を達成するつもりで移籍を思い描いていたし、最初のシーズンは特に素晴らしかったね」

■リヴァプールでの現在

「(リヴァプールかほかのトップクラブかの間で)移籍先を決める必要があったのは夢のような気分だった。その瞬間はリヴァプールに気持ちが傾いていたし、彼らは僕の“チェック項目”をほとんど満たしていた。セルティックに移籍した当時はクラブの規模がどれほどか分からなかったけど、リヴァプールに移籍する前はクラブの実際の大きさを感じていた。移籍前に2回対戦したけど、契約を結ぶ前から、多くのリヴァプールのファンが『俺たちと契約してくれ』と言ってきたんだ。それは特別な体験だった」

「エヴァートンとのデビュー戦は決して忘れることがないだろう。(リヴァプールでの物語は)冬に始まり、CLの決勝に到達し、敗れてがっかりした。でも、翌年には(CLで)優勝し、プレミアリーグの優勝にかなり近づいている。僕たちはチームとして大きな進歩を遂げているし、僕自身も間違いなく大きく進歩している」

「CLでの優勝は夢のような気分だった。最初から最後まで信じられないほど素晴らしかった、プレミアリーグだろうと来季のCLだろうと、僕たち全員がもう一度体験したいものだ。もう一度挑戦してみるよ。うまくいけば、また同じことを体験できるはずさ」

「僕が現在地にたどり着くまでの道のりは良かった。すべては起こるべくして起こったんだ。僕はハードワークと多くの献身でここまでやって来た。そして、それは僕がとても誇りに思っていることだ。これは、16歳から殻を破れずにいる多くの若手選手の刺激にもなるんじゃないかな。僕はこれまでの旅路をとても誇りに思っているし、僕の旅はまだ終わっていない」

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