ローマ、今季3月までの負債額は322億円超…新型コロナの影響で昨季より大幅増

ローマ、今季3月までの負債額は322億円超…新型コロナの影響で昨季より大幅増

ローマがバランスシート公表 [写真]=Getty Images

 ローマは15日、昨年7月から今年3月にかけての貸借対照表(バランスシート)を公表した。同日、イタリアメディア『Calcio Finanza』などが伝えた。

 ローマの発表によると、2020年3月31日時点の流動負債と固定負債を連結した調整後の純有利子負債額は、2億7849万8000ユーロ(約322億6400万円)に。2019年6月30日と比較して、約5790万ユーロ(約67億円)増加した。法律に基づき、ローマは6月26日に株主総会を開くことになる。

 また、ローマは4月末には今季の決算表も発表しており、こちらはおよそ8700万ユーロ(約101億円)の赤字となっていた。ローマは同時に選手やスタッフが4カ月間の給与カットに合意したことも発表。これにより、およそ2760万ユーロ(約32億円)の経費削減が見込まれている。

 それでも、ローマが危機的状況なのは変わらない。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、新型コロナウイルスの影響でシーズン打ち切りになった場合、放映権料やチケット代の減少によって、シーズン終了時の同クラブの赤字は1億ユーロを超えることになるようだ。

 ローマはアメリカの億万長者ダン・フリードキン氏による買収が噂されてたが、同氏との交渉は新型コロナウイルスの感染拡大による影響で鈍化した模様。これも今季のバランスシートや決算などに影響を与えたと見られている。そんななか、新たにサウジアラビアのモハメド・ビン・サルマン皇太子がクラブ買収に乗り出したようだが、果たしてクラブの救世主は現れるのだろうか。

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