村井満チェアマン、浦和サポーターの行動に言及「多くのサポーターが悲しんだ」

村井満チェアマン、浦和サポーターの行動に言及「多くのサポーターが悲しんだ」

「第7回理事会」終了後に会見を行った村井満チェアマン [写真]=Getty Images

 Jリーグは16日、「第7回理事会」を開催した。理事会終了後、村井満チェアマンがオンライン会見を行った。

 村井チェアマンは理事会を振り返り、九州での豪雨被害の状況報告を受けたことを明かし、「新型コロナウイルス感染拡大防止に注力しつつ、自然災害の恐ろしさも改めて認識した」とコメント。被害に遭った被災者を気遣った。
 
 質疑応答では、12日に実施されたJ1第4節浦和レッズ対鹿島アントラーズ戦で、一部のサポーターにより指笛や大声での声援など、リーグが発表している感染防止ガイドラインに違反する行為があったことに対する質問が飛んだ。村井チェアマンは「多くのサポーターが悲しい思いをした」と語り、以下のように回答した。

「指笛は非常に多くの飛沫が飛ぶ。サポーター自らが仲間のサポーターを危険にさらす行為です。自覚症状がなくても感染している可能性がある。仲間のサポーターが一番残念に思ったのではないかと思います。この状況で感染が起これば、規制の強化なども検討しなければならない。一人一人のご理解と行動改善が重要です。リーグとして、重ねて皆様にお願いしていきます」

 さらに、村井チェアマンは、浦和の対応や今後の対策について問われると、以下のように返答している。

「浦和レッズは、次の試合以降で同じことが繰り返されないよう、速やかにサポーターに対して再発防止の呼びかけを行ったと認識しています。この問題は浦和に限ったことではなく、すべてのファン・サポーターへの呼びかけが重要。すでにリーグから全クラブの社長宛に、サポーターへの注意喚起を行うように要請しています」

「ガイドラインは、安全のためにファン・サポーターに協力を呼び掛けるもので、これを破ったから即座にペナルティーを科すというものではありません。ただ、明らかに他者に危険を及ぼすような行為は、クラブが厳正に対処していかなければならない。リーグとクラブが協力して対応に当たっていきます」

 また、新型コロナウイルスに関して、東京や大阪を中心に感染者数が拡大している点について問われると、村井チェアマンは以下のように語った。

「まずは日々の状況を注視して、丁寧に今後のかじ取りをして行きます。8月1日からはJリーグの観客数の上限を、スタジアムキャパシティの50パーセントとする予定ですが、これはあくまで上限であり、実際には個々のクラブが置かれた状況やスタジアム形状等を勘案して決めていくこと。今日の理事会の段階では、50パーセントの上限に変更はありません」

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