名門復活なるか? パルマ、今季終了後にカタール屈指の複合企業が経営権取得へ

名門復活なるか? パルマ、今季終了後にカタール屈指の複合企業が経営権取得へ

新オーナーによる買収が迫るパルマ [写真]=Getty Images

 パルマ・カルチョは今シーズン終了後に新たな経営体制が発足するようだ。23日、イタリアメディア『スカイスポーツ・イタリア』が報じた。

 報道によると、パルマの買収に動いているのは、カタールの一大複合企業である『Al Mana Group』。同グループがパルマの株式の51%を取得し、同企業トップのヒシャム・アル・ハマド・アル・マナ氏が新オーナーに就任すると見られている。現在の経営陣は株式の残り49%を保有し、一部は理事会にも留まる模様。だが、5年以内には『Al Mana Group』が株式を100%取得すると予想されている。

『Al Mana Group』は1950年代にヒシャム氏の父サレハ・アル・ハマド・アル・マナ氏が貿易業や輸送市場を狙って起こした企業。現在は自動車産業や不動産業、金融業、IT業、旅行業など幅広い事業を手がけており、アル・マナ家はカタールで最も裕福な家系の一つとされている。

 パルマは1913年に『ヴェルディFC』としてスタートし、1968年に『パルマAC』に改称。1990年代には“7姉妹”の一角としてリーグを盛り上げ、コッパ・イタリアやUEFAカップ、UEFAカップウィナーズカップを制した。2001年夏から2004年1月にかけては、中田英寿氏が在籍していたことでも知られている。

 しかし、クラブは2003年に親会社の『パルマラット』破産を受けて破産管財人の管理下に置かれ、2004年に『パルマFC』に改称。2015年には再び破産を申請し、6月22日に一度消滅した。同年7月に現在の『SSDパルマ・カルチョ1913』が創設され、セリエD(4部)から再出発。2017年6月に中国の『Desports』が筆頭株主になり、2018−19シーズンからセリエAに舞い戻った。

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