菅原所属のAZ、躍進導いたスロット監督に別れ…名門行きの報道受け解任決断

菅原所属のAZ、躍進導いたスロット監督に別れ…名門行きの報道受け解任決断

AZがスロット監督を解任 [写真]=Getty Images

 DF菅原由勢が所属するAZは5日、アルネ・スロット監督の解任を発表した。アシスタントマネージャーのパスカル・ヤンセン氏が後任として、シーズン終了までチームを率いることになる。

 現在42歳のスロット氏は、現役引退後の2013年に古巣ズウォレの下部組織で指導者キャリアをスタート。カンブール・レーワルデンのアシスタントコーチなどを経て、2017年夏にAZのアシスタントコーチに就任し、2019−20シーズンから監督としてトップチームを率いていた。

 就任1年目となった昨季は、エールディヴィジでアヤックスと熾烈な優勝争いを繰り広げた。だが、新型コロナウイルスの影響でリーグが打ち切られ、AZはアヤックスと勝ち点で並んでいたものの、得失点差で下回ったために2位が最終順位となっていた。

 今季はチャンピオンズリーグ(CL)に予選2回戦から進出したが、3回戦でディナモ・キエフ(ウクライナ)に敗れ、ヨーロッパリーグ(EL)に参戦。ナポリ(イタリア)やレアル・ソシエダ(スペイン)と同居する厳しいグループを戦っているが、第5節終了時点で勝ち点「8」を獲得して決勝トーナメント進出の可能性を残している。また、今季のエールディヴィジでは開幕から9試合無敗を維持しており、4勝5分で7位につけている。

 だがスロット氏は現在、名門フェイエノールトからの引き抜きが噂されている。フェイエノールトのディック・アドフォカート現監督は先日、今季限りでの退任の意向を明言しており、後継者を探す同クラブがスロット氏らをリストアップしているとオランダメディア『Voetbal International』などが伝えていた。

 AZのマックス・ハイベルツTD(テクニカル・ディレクター)はスロット氏の解任に際し、クラブ公式サイトを通じて、「報道を受け、我々はアルネと話し、クラブとして今すぐ彼に別れを告げることを選択した。AZとしては、AZでの仕事だけに集中している監督にチームを率いてもらいたい」とコメント。スロット氏がフェイエノールトでの仕事に関心を示していることが、同氏を解任した理由であると示唆した。

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