【G大阪vs清水プレビュー】ホームで有終の美を飾りたいG大阪…清水はアウェイ戦制して最下位脱出を目論む

【G大阪vs清水プレビュー】ホームで有終の美を飾りたいG大阪…清水はアウェイ戦制して最下位脱出を目論む

[写真]=柴ア帆南、金田慎平

■ガンバ大阪 次に向けての大事な一戦。主力選手の相次ぐ負傷は気がかり



【プラス材料】
 前節の横浜FC戦に勝利し、終盤戦の合言葉にしてきた「自力での2位」を確定させた。後半は相手にボールを持たれることも多く我慢の時間帯が長く続いたが、ここ最近の守備の粘り強さが光り、かつ勝負どころでしっかりゴールを積み上げて勝利を手に入れた。

 その結果、今節のホーム最終戦は気持ち的に少し楽な状態で迎えられるが、タイトル獲得を目指す天皇杯に向けてチームの成熟度を高めるためにも大事な戦いになる。「最後、ホームでしっかり勝ってファンの皆さんに喜んでもらいたい」とは、横浜FC戦で約3カ月ぶりのゴールを決めたMF倉田秋。その想いのもと全員で有終の美を飾るべく、勝利に執念を燃やした戦いが楽しめそうだ。

 注目は、横浜FC戦のゴールで今季9得点目を刻んだFWパトリック。サンフレッチェ広島に在籍していた2018年以来の二桁得点は実現なるか。

【マイナス材料】
 MF井手口陽介、MF小野瀬康介に続き、FW宇佐美貴史もケガで離脱。DFキム・ヨングォンはベンチ入りしていたため大事には至ってないようだが、宇佐美とキム・ヨングォンについて宮本恒靖監督は横浜FC戦前に明言は避けながらも「全くの別メニューではなく、一緒にやっている練習もあるし、別のところもある。リーグ戦の最後がどういう形になるのかも考えながら、そこと天皇杯の両方を見据えて対応できるようにしていきたい」と話していた。そのことを思えば、2位を確定させた今、最終節で無理をさせることはなさそうだ。最終節は引き続きU−23を主戦場としてきた若手選手も含め、総力戦の戦いになるだろう。

 J1での清水エスパルス戦は4連勝中。とはいえ、相手はそのプライドに懸けても最下位脱出を図りたいはず。足をすくわれないようにしたい。

文:totoONE編集部

■清水エスパルス 最下位脱出を図りたいが、攻守両面に課題あり



【プラス材料】
 水曜日に行われた前節のベガルタ仙台戦は2−3で敗れたものの、2得点はどちらも良い形だった。1点目はMF西澤健太の持ち味が存分に出た正確なミドルシュートで、その前のパス回しも良かった。2点目は相手の引いた守りをサイドからこじ開け、最後はFWジュニオール・ドゥトラが気迫のヘディングで決めた形。J・ドゥトラは限られた出場時間の中でも好調を維持し、しっかりと結果を出している。

 仙台戦はMFヘナト・アウグストが負傷欠場し、MF竹内涼も万全な状態には見えないなどボランチに不安が出ている中、9試合ぶりに出場したMF河井陽介が安定したプレーを見せたことは頼もしかった。

 対戦相手という面で、ガンバ大阪は前節で2位を確定させたため、少しホッとしているところだろう。そのためリラックスして良いプレーをする可能性もあるが、緩みにつながれば清水エスパルスにとってチャンスが生じるかもしれない。

【マイナス材料】
 18位・仙台との直接対決に敗れ、最下位に転落。このまま終わればクラブ史上最低の順位となる。それだけは避けたいと最後のプライドを発揮できるか、逆にプレッシャーとなるのか。ホーム最終戦(仙台戦)ではプライドを見せきれなかったため、不安要素が残る。

 チーム状況としても、ここ4試合勝利がなく(2分2敗)、特に直近の2連敗は監督交代直後に見せたエネルギッシュさや勢いが低下している印象がある。中2日の連戦でそれを取り戻せるかは何とも言えないところだ。

 守備面に関しても、複数失点が3試合続いており、増加傾向にある。攻撃面では、負傷離脱中のFWカルリーニョス・ジュニオが復帰できるかどうか微妙なところ。攻守両面でチームに良い流れを作るためにも重要な存在で、彼が不在のここ2試合はその影響が感じられた。

文:totoONE編集部

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